ページビューの合計

2020年12月16日水曜日

12月15日 庭木の剪定の作業に入ってもらいました。
月曜日から始めてもらい、今日は二日目。こんな高いところも剪定してもらっています。

6人の方に来て貰いました。足の竦(すく)む思いですが、身も軽く作業をされます。

様々な工夫をされて、このような木の上でも安全に作業をしてもらっています。

庭園の離れの前の庭木もきれいにしてもらい、良いお正月を迎えることができます。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年12月13日日曜日

12月13日 松阪学入門講座を持ちました。
滋賀大学の青木先生に来ていただきました。「小津久足の紀行文と陸奥への旅」のお話をしていただきました。

ソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)を充分配慮して、3密をしっかり確保しての講座です。江戸で干鰯(他に〆粕と魚油)問屋を営んだ小津家の6代当主小津久足の『陸奥日記(みちのくにっき)』の魅力に触れていただきました。

「湯浅屋与右衛門」という屋号をもった豪商でした。優れた紀行文を残して、瀧沢馬琴からも高く評価されていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
原田二郎旧宅には、今日(12月13日)松阪手づくり甲冑愛好会にお世話になり、甲冑を並べてもらいました。

全部で13領でした。展示の時に訪れた人には、特別に試着をしていただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年12月12日土曜日

12月12日 原田二郎旧宅の取材をしてもらいました。
「南龍神社」の扁額は、御城番屋敷に住む人たちのグループ「苗秀社」によって護られてきました。今回の展示でお借りすることになりました。

地元の夕刊三重新聞社に取り上げてもらうことになり、取材を受けました。海弁上人の書は、「松坂御城番」として帰参がかない前途を祝した言葉が綴られています。一人一人違った言葉であって、全部合わせると一つの文章になります。ここには、「春風花草香」と書かれています。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年12月11日金曜日

12月11日 旧小津清左衛門家の蹲(つくば)いを見てください。
大輪の菊を浮かべてもらいました。

色とりどりの花です。

よく見ると、赤い椿の花があるのがわかりますでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 

2020年12月10日木曜日

12月9日 原田二郎旧宅で行政チャンネルの取材をしてもらいました。
原田旧宅は、12月9日~4月18日まで「御城番屋敷と苗秀社」をテーマに令和2年度最終の企画展をしています。

御城番屋敷は、国の重要文化財です。松坂城を警護する「松坂御城番」という役職の紀州藩士20人とその家族が住んだ武家屋敷です。現存する江戸時代の長屋形式の建物の中では最大規模のものです。また、「苗秀社」は、明治に上記の方々が資産を永続的に活用するために創った組織です。この写真は、「三領役人衆姓名録」で御城番としての待遇や役宅の建設などが記されています。

「南龍神社扁額」は松坂城本丸跡に創建されました。紀州藩最後の藩主徳川茂承(もちつぐ)揮毫のものです。その左は、帰参が叶(かな)った時に長保寺14世海弁上人が一人ひとりに送ったものです。

本年度、学芸員等が取材・調査をした和歌山の「田辺(たなべ)与力」ゆかりの地です。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年12月8日火曜日

12月8日 今日は初めてマガモが来ました。
1羽だけ色の異なるカモを見つけました。「マガモ」です。

他のカモは「カルガモ」です。この中にいると一際、色の違いがわかります。

色付き始めた紅葉に囲まれてカルガモとマガモを合わせて28羽が泳いでいます。その他にコザギが1羽いました。今までで最高の数です。
 
 
 
 
 
 
 
 
12月4日 「顔ハメ看板」を持ってきてもらいました。旧長谷川治郎兵衛家は、松阪もめんの看板を入り口付近に置きます。
12月10日から始まる「松阪スタンプラリ-」の用意です。松阪市内11の観光スポットに様々な看板が置かれます。この看板の裏のQRコードを読み取ってスタンプを集めると素敵な商品がもらえます。

この取り組みのポスターです。スタンプ7個を集めると松阪牛、4個だと5000円相当の松阪特産品、2個でも3000円相当の松阪特産品が抽選でもらえます。

チラシの裏には、顔ハメ看板の設置場所が載っています。蒲生氏郷の看板は、松阪市歴史民俗資料館が工事に入る前の12月26日から2月9日まで原田二郎旧宅に設置されます。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年12月2日水曜日

12月2日 松阪市立豊田小学校の6年生の草分学級のみなさんに来てもらいました。
先月、社会科副読本の『蒲生氏郷』の出前授業をしてから、別の日に松阪の街を案内しました。松坂城跡にも行ってたくさんの質問や感想を発表してもらいました。今回は、旧長谷川治郎兵衛家でいろいろな体験をしてもらうことになりました。先ずは、機織り体験です。見本を見てから全員が体験しました。

クラスを2班に分けて、抹茶体験もしてもらいました。裏千家と関わりが深い旧長谷川家ですが、それ以上に松阪を開いた蒲生氏郷が千家と深い関係があります。そんなことを学びながら、初めて体験する子どももたくさんいました。

綿の種を取り出す「綿繰り」の作業も喜んで体験してもらいました。

展示室にある千両箱は、多くの子どもが軽々ともってくれました。香道の展示にも興味をもって一番好きな匂いを見つけてくれました。

鴨(カモ)も迎えてくれましたが、広大な庭園に圧倒されている様子が伝わりました。
 
 
 
後日、お手紙をいただきました。その中から一部紹介します。
 
「私は、松坂城や周りを歩いて氏郷のすごさが分かりました。それは、いろんな戦いに勝って、楽市楽座をつくったことです。氏郷がいなかったら、三井高利も活やくしなかったかもしれないからです。 後、旧長谷川家で思ったことは、長谷川家では氏郷を尊敬してたんじゃないかなぁっていうことです。理由は、おやしきが松坂城を見られるように建っていたからです。それくらいキレイだったんだなぁと思いました。一度見てみたいです!!  他に、デザインがキレイな窓とか、かべの江戸黒とか、当時すごく栄えていたことが今回の勉強で分かりました。」(A.K)
 
 
「松坂城に行って最初に思ったことは、石垣がゴツゴツしているのがあって、説明を聞いて氏郷は城を速く作るために氏郷は墓石まで使って作ったなんて知らなくてびっくりしました。  歴史民俗資料館に行って蒲生氏郷のかぶっていた鯰尾の兜を見て、すごく長くて昔にあんなごつい兜をつけていたなんて、すごく重かっただろなと思いました。蒲生氏郷の家系図みたいのを見てみたら、日本で有名な武将たちとつながりがあってびっくりしました。なのに氏郷はなぜ今の日本にあまり知られていないのかなと思いました。  松坂城や長谷川家の事をいっぱい知れてよかったし、もっとみんなに知ってほしいなと思いました。」(K.K)
 
 
「初めに教えてもらった時、松坂城の事や蒲生氏郷のことが分かりやすくて聞きやすかったです。 (中略)松坂城からの景色はすばらしかったです。  長谷川家のお茶体験でお茶の文化がすごいと思いました。氏郷が千利休の次男を預かってお茶が受けつがれていて、氏郷が預かっていなければ次男が死んでいたかも知れません。お茶の文化が無くなっていたかもしれないです。だから氏郷がすごいと思いました。」(A.J)