2020年11月29日日曜日

11月29日 JR東海の「さわやかウォーキング」がありました。
「伊勢の国松阪 城下町開運めぐり」とのことで紀勢線 松阪駅スタート 約6.4㎞のコースでした。参加者は、864人とのことでした。

原田二郎旧宅はコース上に名前が載っていたので190名ほどの人に来館してもらいました。また旧長谷川治郎兵衛家では前の道路がコースになっていたのでJRの方が道案内をして多くの人に通ってもらいました。

入っていただく方は少なかったのですが、呈茶を楽しんでいただく方もいました。

紅葉が始まった庭園を見ながら、一服味わっていただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
11月28日 クールジャパン・マッチングアワードということでフランスの方に取材をしてもらいました。
クールジャパン・マッチングアワードとは、「日本の魅力を深掘りし、分野や地域、海外との連携で、世界の共感を得た優良な取組を募集、表彰する」という取り組みだそうです。

松阪の様々なところを回ってもらい、旧長谷川治郎兵衛家にも来てもらいました。内閣府の戦略の中で、①クールジャパンとは、世界から「クール(かっこいい)」と捉えられる(その可能性のあるものを含む)日本の「魅力」。②「食」、「アニメ」、「ポップカルチャー」などに限らず、世界の関心の変化を反映して無限に拡大していく可能性を秘め、様々な分野が対象となり得る。としています。③世界の「共感」を得ることを通じ、日本のブランド力を高めるとともに、日本への愛情を有する外国人(日本ファン)を増やすことで、日本のソフトパワーを強化する。一環の取り組みだそうです。

新しい感覚で日本の魅力を発見してもらいました。ウェブでの発信をしてもらうそうです。たくさん写真を撮ってもらいました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月26日木曜日

11月26日 今日は松阪市立大河内小学校の6年生に来てもらいました。
松阪市が取り組んでいる郷土の偉人シリーズの副読本「三井高利」の勉強で旧小津清左衛門家と旧長谷川治郎兵衛家を訪れてもらいました。先ず、展示室の蔵の中の豪商が嗜(たしな)んだ香道を知るということで匂いの体験をしました。

その他の主人が嗜んた茶道や俳句、香道、絵画などの説明をしました。

庭園に行く途中に棉の畑があります。茶色の棉があったり、通常の白い棉があったりして、さわってもらいました。

蒲生氏郷が作った430年前の遺構の背割り排水にも触れ、街づくりについて考えてもらいました。

庭園の一番のスポットで、月見の四阿(あづまや)について説明をしました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月24日火曜日

11月24日 今日は、隣の豪商のまち観光交流センターで消防訓練をしました。
それに参加させてもらいました。初期消火訓練で、発見・通報訓練、避難・誘導訓練等です。

元消防署長の森田さんにも指導と説明をいただきました。2階シアターから出火という想定です。消防本部にも実際に連絡するという訓練でした。

全員が、訓練用の消火器で、初期消火の体験をしました。消火器は噴射する時間がとても短いので、ある程度近づいて確実に消火にあたらないといけません。天井まで届く火の時は、消火器で火を消すことができないそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
11月23日 旧長谷川治郎兵衛家で魚町の山の神の行事がありました。
山の神祭りは、子どもの祭りとして松阪では盛んに行われていました。本居宣長も、宝暦9年(1759)、13年、安永5年、天明5年、寛政5年に当番を勤めました。その頃、子どもは35人~36人だったそうです。

今年は1人ですが、地域の皆様とともに旧長谷川家の庭園で続けています。

隣の「まどゐの館 見庵(けんあん)」では、宇田荻邨(てきそん)の絵を飾りお祭りをしました。荻邨は、魚町に生まれ京都画壇を代表する日本画家として活躍した人です。日本芸術院会員でした。

この「魚一山神社真景図」は魚町1丁目の公有物ですが、「これは長谷川本家から寄進を受けた」と記されています。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月22日日曜日

11月22日 松阪市茶道協会のみなさまに日曜日は、呈茶の協力をしてもらっています。
長谷川家や小津家は、裏千家と関係が深い縁もあって旧長谷川治郎兵衛家の大正座敷で抹茶を提供しています。日曜日は、毎週茶道協会のみなさまにお世話になっています。今年は、新型コロナウイルスの関係で、始まりが10月からでした。(松阪の町を開いた蒲生氏郷が千家のお茶の存続を護った縁もあります。)

今年の新規事業の抹茶入門講座も市民や観光客に興味をもってもらっています。また、呈茶の仕事を終えてから和服で館内を歩いて頂く姿も重要文化財の旧長谷川家に相応しく訪れた人から好感をもって受け入れられています。
 
 
 
 
 
 
 
 
昼からは、未生流の家元さんの生け花を玄関に入ったところの部屋に生けてもらいました。
未生流10世家元 未生齊 肥原慶甫様が松阪の未生流の皆様のところに指導に来られたとのことで、その作品を旧長谷川治郎兵衛家に展示してもらいました。

見事な寒桜を生けてもらいました。

こちらは、ドラゴンヤナギとサンゴミヅキ、アンスリウム(赤)、カンガルーポ(黄)です。みなさまのご来館をお待ちしています。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月21日土曜日

11月21日 旧長谷川治郎兵衛家で結婚式の前撮りがありました。
プロのPHOTOGRAPHERの永作さんに来て貰いました。スタッフは5人です。

新郎新婦になる人は、福岡県から来て貰い、ご両親は滋賀県から来て頂きました。

撮影スポットを熟知している永作さんは手際良く撮っていきますが、スタッフとの連携が見事です。

場所を移動するごとに、着物の一番良い状況を用意してくれます。

とっても素敵なお二人でした。和服が良く似合います。

旧長谷川家を出て、鈴の森公園でも撮影をするそうです。お天気がよくて白いドレスも眩(まばゆ)いばかりでした。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月20日金曜日

11月20日 津市立香良洲小学校のみなさんが、修学旅行で松阪に来てくれました。
バス2台です。朝、降っていた雨も上がり旧長谷川治郎兵衛家の抹茶体験をメニューの一つにしてもらいました。

旧長谷川家の離れでは、お茶と松阪の関係や裏千家と長谷川家について学び、銘菓「老伴(おいのとも)」を味わいました。

校長先生にも松阪の歴史や文化が6年生の学びにとても相応しいことをおっしゃってもらいました。

松阪ガイドボランティアの会長さんはじめ、4人の方に協力をしてもらいました。旧小津清左衛門家でも歴史を勉強している6年生に合わせて、見事に説明をしてもらいました。

紅葉が始まった旧長谷川家の庭園で子どもたちに受けたのは、池の可愛いカモ(鴨)よりも「すっぽん石」などを説明するボランティアガイドさんの語り口でした。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月19日木曜日

11月19日 かわいい保育園児に旧長谷川治郎兵衛家のドングリ拾いにきてもらいました。
今日も第一保育園の年長さん22名にきてもらいました。

どんぐりの他に、緑の槙の実や黒色の楠の木の黒い実や、万両の赤い実も手にして大はしゃぎでした。沢山拾う子がいたり、ドングリの帽子やカエデのプロペラ状の種を集める子どもがいたりと個性豊かでした。

変わった実を拾うごとに見せてくれました。とても楽しい時間のようでした。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月18日水曜日

11月18日 ドングリ拾いに旧長谷川治郎兵衛家の庭園に保育園の子どもたちが来てくれました。
第一保育園の39名と6人の先生にきてもらいました。「ここにきたことある人?」と聞くと何人かが手を挙げてくれました。

メダカや綿、小鳥のさえずり、池のカモ(鴨)にも興味を示してくれました。

子どもたちは、たくさんあるドングリに喜んで、一生懸命拾い始めました。

少し集めるとその成果を見せてくれます。ドングリの帽子をひろうと見せてくれます。大きさや色がちょっとでも違うと話しかけてくれます。こちらも楽しい時間をすごさせてもらいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
旧小津清左衛門家の庭のつくばい(蹲い)に季節の花を浮かべてもらいました。
黄色や赤、白などのカラフルな菊の花です。

スタッフの心遣いで一段と庭の魅力がアップしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
11月17日 原田二郎旧宅に松阪菊を並べてもらいました。
松阪菊は、古い歴史を持つ「古典菊」の一つです。昭和15年発足の「松阪三珍花保存会」の北村さんから預かりました。

花弁は長く、ちじれて垂れ下がり、繊細な感じのする花です。玄関先に展示しています。

1830年(天保元年)「松阪町」に住んでいた菊愛好家の木下藤八氏により作り出されたものといわれています。

裏庭の黄色のツワブキ(石蕗)や白のサザンカ(山茶花)も満開です。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月15日日曜日

11月15日 松阪学入門講座を持ちました。
NPO法人 松阪歴史文化舎理事であり松阪市文化財保護審議会委員でもある藤田直信講師に「安楽寺の快慶仏」というテーマで講演をしてもらいました。

「仏師・快慶と社会背景」について大仏再興後、俊乗房重源によって奈良仏師は復興事業の主役に抜擢されるようになったとのことです。

松阪市安楽町の 安楽寺の快慶工房の2作例も紹介されました。

概要や調査資料の試論の二つも取り上げて説明されました。