原田二郎旧宅はコース上に名前が載っていたので190名ほどの人に来館してもらいました。また旧長谷川治郎兵衛家では前の道路がコースになっていたのでJRの方が道案内をして多くの人に通ってもらいました。
入っていただく方は少なかったのですが、呈茶を楽しんでいただく方もいました。
紅葉が始まった庭園を見ながら、一服味わっていただきました。
松阪の様々なところを回ってもらい、旧長谷川治郎兵衛家にも来てもらいました。内閣府の戦略の中で、①クールジャパンとは、世界から「クール(かっこいい)」と捉えられる(その可能性のあるものを含む)日本の「魅力」。②「食」、「アニメ」、「ポップカルチャー」などに限らず、世界の関心の変化を反映して無限に拡大していく可能性を秘め、様々な分野が対象となり得る。としています。③世界の「共感」を得ることを通じ、日本のブランド力を高めるとともに、日本への愛情を有する外国人(日本ファン)を増やすことで、日本のソフトパワーを強化する。一環の取り組みだそうです。
新しい感覚で日本の魅力を発見してもらいました。ウェブでの発信をしてもらうそうです。たくさん写真を撮ってもらいました。
その他の主人が嗜んた茶道や俳句、香道、絵画などの説明をしました。
庭園に行く途中に棉の畑があります。茶色の棉があったり、通常の白い棉があったりして、さわってもらいました。
蒲生氏郷が作った430年前の遺構の背割り排水にも触れ、街づくりについて考えてもらいました。
庭園の一番のスポットで、月見の四阿(あづまや)について説明をしました。
今年は1人ですが、地域の皆様とともに旧長谷川家の庭園で続けています。
隣の「まどゐの館 見庵(けんあん)」では、宇田荻邨(てきそん)の絵を飾りお祭りをしました。荻邨は、魚町に生まれ京都画壇を代表する日本画家として活躍した人です。日本芸術院会員でした。
この「魚一山神社真景図」は魚町1丁目の公有物ですが、「これは長谷川本家から寄進を受けた」と記されています。
今年の新規事業の抹茶入門講座も市民や観光客に興味をもってもらっています。また、呈茶の仕事を終えてから和服で館内を歩いて頂く姿も重要文化財の旧長谷川家に相応しく訪れた人から好感をもって受け入れられています。
見事な寒桜を生けてもらいました。
こちらは、ドラゴンヤナギとサンゴミヅキ、アンスリウム(赤)、カンガルーポ(黄)です。みなさまのご来館をお待ちしています。
旧長谷川家の離れでは、お茶と松阪の関係や裏千家と長谷川家について学び、銘菓「老伴(おいのとも)」を味わいました。
校長先生にも松阪の歴史や文化が6年生の学びにとても相応しいことをおっしゃってもらいました。
松阪ガイドボランティアの会長さんはじめ、4人の方に協力をしてもらいました。旧小津清左衛門家でも歴史を勉強している6年生に合わせて、見事に説明をしてもらいました。
紅葉が始まった旧長谷川家の庭園で子どもたちに受けたのは、池の可愛いカモ(鴨)よりも「すっぽん石」などを説明するボランティアガイドさんの語り口でした。
メダカや綿、小鳥のさえずり、池のカモ(鴨)にも興味を示してくれました。
子どもたちは、たくさんあるドングリに喜んで、一生懸命拾い始めました。
少し集めるとその成果を見せてくれます。ドングリの帽子をひろうと見せてくれます。大きさや色がちょっとでも違うと話しかけてくれます。こちらも楽しい時間をすごさせてもらいました。
スタッフの心遣いで一段と庭の魅力がアップしました。