12月2日 松阪市立豊田小学校の6年生の草分学級のみなさんに来てもらいました。
先月、社会科副読本の『蒲生氏郷』の出前授業をしてから、別の日に松阪の街を案内しました。松坂城跡にも行ってたくさんの質問や感想を発表してもらいました。今回は、旧長谷川治郎兵衛家でいろいろな体験をしてもらうことになりました。先ずは、機織り体験です。見本を見てから全員が体験しました。
クラスを2班に分けて、抹茶体験もしてもらいました。裏千家と関わりが深い旧長谷川家ですが、それ以上に松阪を開いた蒲生氏郷が千家と深い関係があります。そんなことを学びながら、初めて体験する子どももたくさんいました。
綿の種を取り出す「綿繰り」の作業も喜んで体験してもらいました。
展示室にある千両箱は、多くの子どもが軽々ともってくれました。香道の展示にも興味をもって一番好きな匂いを見つけてくれました。
鴨(カモ)も迎えてくれましたが、広大な庭園に圧倒されている様子が伝わりました。
後日、お手紙をいただきました。その中から一部紹介します。
「私は、松坂城や周りを歩いて氏郷のすごさが分かりました。それは、いろんな戦いに勝って、楽市楽座をつくったことです。氏郷がいなかったら、三井高利も活やくしなかったかもしれないからです。
後、旧長谷川家で思ったことは、長谷川家では氏郷を尊敬してたんじゃないかなぁっていうことです。理由は、おやしきが松坂城を見られるように建っていたからです。それくらいキレイだったんだなぁと思いました。一度見てみたいです!!
他に、デザインがキレイな窓とか、かべの江戸黒とか、当時すごく栄えていたことが今回の勉強で分かりました。」(A.K)
「松坂城に行って最初に思ったことは、石垣がゴツゴツしているのがあって、説明を聞いて氏郷は城を速く作るために氏郷は墓石まで使って作ったなんて知らなくてびっくりしました。
歴史民俗資料館に行って蒲生氏郷のかぶっていた鯰尾の兜を見て、すごく長くて昔にあんなごつい兜をつけていたなんて、すごく重かっただろなと思いました。蒲生氏郷の家系図みたいのを見てみたら、日本で有名な武将たちとつながりがあってびっくりしました。なのに氏郷はなぜ今の日本にあまり知られていないのかなと思いました。
松坂城や長谷川家の事をいっぱい知れてよかったし、もっとみんなに知ってほしいなと思いました。」(K.K)
「初めに教えてもらった時、松坂城の事や蒲生氏郷のことが分かりやすくて聞きやすかったです。
(中略)松坂城からの景色はすばらしかったです。
長谷川家のお茶体験でお茶の文化がすごいと思いました。氏郷が千利休の次男を預かってお茶が受けつがれていて、氏郷が預かっていなければ次男が死んでいたかも知れません。お茶の文化が無くなっていたかもしれないです。だから氏郷がすごいと思いました。」(A.J)
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