旧小津家では、「江戸のツーリズム」の企画展示が始まったばかり、引回合羽(ひきまわしかっぱ)や道中用薬入には、珍しい折りたたみ式の薬入れを展示しています。「伊勢参り」「伊勢名所図会」「東海道中膝栗毛」「道中記」など地域のことがわかる物や現物をたくさん見ることができます。
県の博物館にもこの折りたたみ式の携帯薬入れがあるとのこと、「紫金錠」(解毒剤)「黒丸子」(胃腸薬)「万金丹」(胃腸薬」「奇応丸」(気付け薬) 「安神散」(婦人薬)の当時名の知れた薬が折りたたみの袋に入っています。今回の展示や旧長谷川治郎兵衛家の資料が、今後のプロジェクトに活用できれば幸いです。
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