2022年9月16日金曜日

9月14日 豪商の里探検講座で多気町丹生を巡りました

今年は三井高利生誕400年です。松阪歴史文化舎は協賛事業として高利に因むところを今年は巡ります。今回は、高利の母である殊法のふるさとに行きました。案内は、勢和の語り部会の中村様でした。

地元の人から「丹生のお大師さん」と慕われる神宮寺を案内してもらいました。宝亀5年(774)開山のお寺です。弘仁4年(813)に弘法大師が来られています。

大師堂の「弘法大師像」は42歳の時、境内の池に姿を写され自ら刻まれたということです。

殊法の実家であった永井家旧跡碑を見学し、西村彦左衞門生家や三井家も整備にかかわった永井家の墓も案内してもらいました。

東大寺の大仏の金箔を貼るのに使われた水銀が採れる鉱石を見せていただきました。辰砂(シンシャ)といいます。丹生は古くから水銀の産地として知られ奈良時代から江戸中期まで採掘が盛んな所でした。「丹生1000軒」と言われ、賑わいを見せた地域でもありました。
 
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
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