2023年12月31日日曜日

12月28日 松を生けてもらいました

旧長谷川治郎兵衛家の玄関に未生流の松を用意してもらいました。いよいよ、お正月が近づいてきました。

松は、常緑樹で「永遠の命」の象徴であったり、不老長寿に結びつけられたりします。「神をまつ」とも言い、神が寄る神聖な木としても考えられています。
 
 
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12月26日 お正月の用意をしました

お正月が近づいてきましたので、花飾りを用意しました。

紅白のお餅では、ありません。白と黄色です。

商家ですので、小判の色を象徴していると勝手に思っています。旧長谷川治郎兵衛家の庭園のクチナシの実を使って色を染めています。
 
 
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2023年12月28日木曜日

12月24日 松阪学入門講座を岡寺山継松寺で持ちました

第6回の講座は、現地学習ということで岡寺山で持ちました。柏木御住職に「岡寺山継松寺の歴史と文化財」ということでお話をしていただきました。

このお寺は、聖武天皇の勅願により行基菩薩が創建されたと言います。また、日本最初の厄除観音の霊場でした。非公開の室町時代の普賢延命菩薩像や曽我蕭白筆 雪山童子図(そがしょうはく せっせんどうじず)をガラス越しでなく目の前で見ることができたり、伊勢寂照寺の住職の月僊の作品を堪能したりしました。
地蔵堂には、2011年の東日本大震災の岩手県陸前高田市の松で造られた慰霊と復興祈願のお地蔵さまが安置されています。東京藝術大学名誉教授の藪内佐斗司氏が高田の町とご縁のあった日本各地に奉納し続けている一体が松阪にもありました。

籔内氏によると「いつどこで大震災が起きても不思議でない地震列島に住む私たちは、大震災に対する備えとともに、万が一地震が発生しても、日本中が一致団結して、強く前向きに克服していく心構えが必要であることを、高田の松が姿を変えたお地蔵さまが教えてくれることを願っています。」とのことです。

 
 
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2023年12月24日日曜日

12月24日 加藤ゆうみさんの動画撮影がありました

松阪市ブランド大使の加藤ゆうみさんの撮影が旧長谷川治郎兵衛家で行われました。2018年のミスユニバースジャパンでグランプリに輝きました。現在、モデルで女優、タレントとして活躍されています。

旧長谷川家の庭園の水面に映えました。日本語や英語、マレー語が話せるそうです。

大正座敷で抹茶を飲んでもらいました。

衣装替えをして、再度撮影をしました。この後、重要文化財の御城番屋敷 や櫛田川へ行かれるそうです。
 
 
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12月21日 松阪市の飯高の波瀬に資料の返却に行きました

原田二郎旧宅の「原田二郎母の生家 田中彦左衛門家」の展示が終わりましたので、和歌山街道の宿場町である波瀬地区へ返却に行きました。

松阪市内から約55㎞、奈良県境に近く高見山の樹氷が楽しめる山々に囲まれたところです。波瀬脇本陣や紀州藩地士務められた田中本家にお邪魔しました。

市内は晴れていたのですが、ここでは雪がちらちらふって2㎝ぐらいの積雪がありました。気温2度でした。資料ももとに戻させていただきました。
 
 
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12月19日 三重テレビ「旅ニッチ」の取材がありました

三重県のニッチな観光スポットを「Ai」「動画」で観る知る三重テレビのサイトの取材です。「三重県民が知る本当は教えたくはないがおすすめスポット」とのことです。

旧小津清左衛門家から旧長谷川治郎兵衛家に来て貰いました。小津家や長谷川家のおすすめを案内し編集していただきます。

原田二郎旧宅も取材の対象でした。三重県の良さを伝える観光ポータルサイトで、インターネットの動画で配信されるそうです。
 
 
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2023年12月18日月曜日

12月17日 「みえ松阪マラソン2023」がありました

三重県で唯一のフルマラソンの2回目です。全国から7,576人のエントリーとファンラン(5㎞)599人、健康ウォーク(7㎞)726人の方の規模でした。スタートは、9時でした。9時10分には、クラギホール(市民文化会館)前に集まった人たちが一斉に走り去っていったそうです。

旧長谷川治郎兵衛家の横の駐車場前は、スタートから約10㎞の地点です。招待選手の公務員ランナーで著名であった川内優輝選手が約30分で断トツで走り抜けて行きました。

旧長谷川家の向かい側の教育委員会の敷地では、松阪市立第一小学校の龍神太鼓で応援をしていました。保護者の方と共に一際(ひときわ)大きな声援でした。

クリスマスのサンタさんとかゲームや漫画のキャラクターの服装があったり、ゴジラなどの被り物があったりしました。ボランティアの給水準備や風で飛ぶ紙コップの掃除も手際良くできていました。 川内選手は昨年に引き続き2連覇でチャンピオンになりました。なお、マラソン通算50勝目になったそうです。
 
 
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12月13日 「松阪の一夜」(Night Museum Special viewing)の実行委員会がありました <2月1日~4日>

「松阪の一夜」Night Museum Special viewingは、本居宣長の人生を変えた出会いのように、来場される全ての方の特別な松阪の夜を体感していただきたいとのネーミングです。2月1日(木)~4日(日)までの17:00~21:00 に松阪の観光振興のため通常公開されていないところや松坂城跡を照明演出します。

特に旧長谷川治郎兵衛家の庭園や蔵の色とりどりのライトアップは、一見の価値があります。呈茶(500円)や珈琲(400円)も提供の予定です。

原田二郎旧宅の和を基調とした「竹あかり」は、幻想的なアートです。ぜひ、訪ねてみてください。ナイトミュージアム特別観覧券(チケット)は一般800円(旧長谷川治郎兵衛家・原田二郎旧宅・松坂城跡・鈴屋・本居宣長記念館・松阪歴史民俗資料館に入れます)。18歳以下半額、5歳以下無料です。
 
 
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12月9日 原田二郎旧宅でイタチが捕まりました

庭の渋柿が熟しそれを目当てにアライグマが屋根に現れました。スタッフに見つけてもらいました。市役所の方で罠をしかけてもらったところ、イタチがかかってしまいました。

アライグマは駆除の対象らしいのですが、イタチは逃がしていただくとのことでお願いしました。キャラメルコーンはアライグマが好む食べ物なのですが、間違ってイタチが来てしまったようです。
 
 
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2023年12月17日日曜日

12月8日~10日 旧長谷川治郎兵衛家のライトアップナイトツアーを行いました

旧長谷川家の庭園の紅葉に合わせて、夜のライトアップをしました。

池の水面に楓やお稲荷さんの赤い鳥居がくっきりと映りました。

17時から19時まで幻想的な空間を楽しんでいただきました。初日は16人、2日目は28人、最終日の日曜日は91人の方に来館していただきました。
 
 
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12月6日 全員研修を持ちました(観心寺と近つ飛鳥博物館、富田林寺内町見学)

3施設が休館日の水曜日に先進地見学をしました。観心寺は大阪府河内長野市にあり、西暦701年に役行者が開いたといいます。 後に弘法大師空海が真言宗の道場とした寺院です。境内には、楠木正成の墓、第97代後村上天皇の御陵などがありました。本尊如意輪観音菩薩は、平安時代の密教美術の最高の仏像です。金堂は大阪府下で本堂として最古の建造物だそうです。二つとも国宝です。

大阪府河南町・太子町にある古墳時代から飛鳥時代にかけての文化遺産に関する府立博物館です。「日本古代国家の形成過程と国際交流をさぐる」をテーマにした活動を行っています。河内飛鳥(かわちあすか)は、別称を近つ飛鳥(ちかつあすか)と言うそうです。

富田林寺内町は、浄土真宗の寺院を中心として作られたという自治集落でした。現在もなお古の面影をとどめる伝統的な街並みが残っています。その中の「旧杉山家住宅」は、豪奢な商家や武家屋敷が残る寺内町の中でも代表的な商家で、造り酒屋として栄えた現存する最も古い家屋で、国の重要文化財にも指定されています。
 
 
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12月2日 日本橋三越劇場で村先生(東京大学)に講演をしていただきました

三井越後屋創業350周年記念事業の記念講演会を松阪市が、東京日本橋の三越劇場で持ちました。三越の前では、三井家の家祖:三井高利が松阪で生まれたことや「28歳で松坂に帰って結婚、家業を継ぎました。」と紹介されていました。

三越劇場は、1927年(昭和2年)日本橋三越本店6階に誕生しました。百貨店の中の劇場として石膏彫刻や大理石、ステントグラスやステンシルの天井、華麗なロココ調の装飾が独自の雰囲気を醸し出しています。今回は、「三井越後屋の発展 -危機と群像- 」をテーマにお話をしていただきました。

Ⅰ.近世の三井 Ⅱ.危機と対応 Ⅲ.創業~確立期の群像 を語っていただきました。三井家の確立までをお復習いして、草創期の親族・同業者集団との対立や幕府の倒壊まで10項目を飽きることなく詳細な知見に基づいた講演でした。創業の一族や発展の担い手の人物像は興味深いものでした。松阪の地でお話をしていただける機会があればと感じたのは私だけではなかったかもしれません。
 
 
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2023年12月10日日曜日

11月27日 松阪市立米ノ庄小学校の出前講座に行ってきました

6年生2クラス、38人の子どもたちに出前講座を持ちました。松阪市内の6年生の全ての子どもたちは、三井高利と蒲生氏郷を学校で学びます。17日に氏郷に関係する所を見学し、旧長谷川治郎兵衛家で呈茶を体験した子どもたちです。

暗幕のある理科室の特別教室で2クラス全員での授業でした。お茶の文化が残ったことに氏郷が係わっていることを再確認し、松阪のまちづくりと文化を大切にした氏郷について考えました。集中して学習してきた子どもたちですのでたくさんの意見を聞くことができました。
 
 
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11月26日 籔内佐斗司先生に講演をしていただきました

東京藝術大学名誉教授で奈良県立大学客員教授、奈良県立美術館館長を務められています。今回は三井越後屋創業350年記念講演会で「天女の像と松阪」という題でお話をしていただきました。

主催は、「豪商のまち観光文化共同事業体」(松阪市観光協会・松阪歴史文化舎)で行いました。創業200年以上の世界ランキングが具体的で興味を持ちました。約5500社の内、3分の2が日本企業です。大阪の金剛組(建設業)が世界一古い企業で3番目までが日本の企業です。1673年創業の三井呉服店の三井グループは、世界15番目だそうです。

日本橋三越本店本館の天女の像(まごころ像)ができるまでと彫刻家佐藤玄々(朝山)について、映像をみながらの解説は大変興味の尽きないものでした。「宮彫師(みやぼりし)」としての日本伝統の彫刻と、「ブールデル」に学んだ西洋彫刻を融合し、近代彫刻として独自のスタイルを築き、巨匠横山大観をして天才と言わしめた佐藤玄々(朝山)の生き様を語っていただきました。籔内先生が松阪との縁が深いことも知りました。
 
 
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2023年12月9日土曜日

11月26日 原田二郎旧宅で甲冑体験をしてもらいました

ミャンマーからのお客様に今年、最後の甲冑体験をしてもらいました。

19歳の男性と21歳の女性2人の3人の方に体験してもらい、1時間たっぷりと松坂城跡を散策していただきました。
 
 
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11月26日 松阪カルチャーストリートの最終日を迎えました

今年で3回目の松阪カルチャーストリートは、沢山の方の協力のもと最終日を迎えました。「松阪カルチャーストリート実行委員会」という実行委員会形式で取り組みました。松阪市、 NPO法人松阪歴史文化舎、 (一社) 松阪市観光協会、 松阪商工会議所、(有)松本紙店)と(株) フレックスホテルさんにも協力をしていただきました。また、ポスターなどで街中のみなさまにお世話になりました。

「松阪の魅力を芸術で再発見」ということで、サテライト会場は、 岡寺山継松寺、うつくしや東村呉服店、サイトウミュージアム、 GALLERY+CAFE DOODLE、 茶遊膳 茶重 ギャラリー遊空間、 piece ピース cafe & store、 松本紙店ギャラリーMOS、 ギャラリー森田、 柳屋奉善、茶房 楊柳園の皆様にも盛り上げていただきました。

作家のみなさまの努力も並ならぬものがありました。ありがとうございました。メイン会場(旧長谷川治郎兵衛家、旧小津清左衛門家、原田二郎旧宅)ですが、16日間で4,378名の方に入場していただきました。
 
 
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11月24日 松阪市立第三小学校と松阪市立豊田小学校のみなさんにも見学をしてもらいました

第三小学校の22人の4年生のみなさんです。解説板の前で写真を大きくしたものを利用して説明をしました。

中を見るのが初めてなのでとても期待して入ってもらいました。入った瞬間の感想を聞きました。紅葉が進んだ楓を見て、苔の緑との美しさを素直に発言してくれました。

豊田小学校の15人の3年生は、旧小津清左衛門家の見学に前を通りました。「よければ中に入れますよ」との言葉に反応してもらい中の見学をしてもらいました。学校の見学は、今日が最後です。10月と11月の学校のある金曜日に合計4日間、隔週で、315人の児童と生徒に来てもらいました。
 
 
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11月24日 松阪市立第一小学校の6年生に三井家発祥地を学習してもらいました

発祥地の中は、撮影禁止なので外の解説看板の前で先ず見学前のレクチャーをしました。

第一小学校の1クラスは10日(金)に来てもらいました。今日の2クラスは18人の児童と担任の先生でした。

最後に記念写真をとりました。「とても中がきれいだった」「和風の感じがした」「入ったことがなかったので中がわかって、大事にされていることを知りました」「高利のように発想や工夫を大切にしたい」など最後に感想を発表してくれました。
 
 
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