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2022年11月23日水曜日

11月18日 墨田区向島の三圍(みめぐり)神社を訪ねました。

松阪にも三圍(囲)稲荷(本町)があります。その元にあたる神社を訪れました。三囲(正字は圍)の名は社殿の下から掘り出された壺の中の翁がまたがる白狐の神像から白狐が現れて、三遍回って姿を消したことに由来すると言われています。別名「三囲稲荷」とも言います。

松阪出身の豪商三井家は江戸へ進出したとき、享保年間に三囲神社を守護社と定めました。

これは、「みめぐりのコンコンさん」です。享和2(1802)年の奉納。向店は、三井呉服店本店(ほんだな)の向かいにあって木綿を扱っていました。

 
 
また、干ばつがあった時に村民が三囲稲荷で雨乞い祈願をしていたところに、松尾芭蕉の門人、宝井其角が参詣に訪れ「夕立ちや田をみめぐりの神ならば(夕立を降らせてください)」と句を呼んで神社に奉納したところ、見事に雨が降ったという話しが伝わっています。(松阪にも其角の碑もあります。)

三越のシンボル、ライオン像もありました。2009年に三越池袋店の像が寄贈されたそうです。

本殿の裏に当たるところに、三井邸から移設されたという珍しい三柱鳥居があります。港区の三井八郎右衛門邸が江戸東京たてもの園に移築される時に屋敷神であった顕名霊社(あきなれいしゃ)等と一緒に移されました。どの方向からも拝めるというものです。

ここには三井家11家の当主夫妻と120柱余りの霊が神として祀られている「顕名霊社」があります。没後100年を経た霊だけが祀られる特別な場所です。御参りをさせていただきました。
 
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
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11月18日 三井高利生誕400年記念事業日本橋三重テラス「三井高利展」に行きました

日本橋三越の向かいの三重県のアンテナショップの2階で三井高利の生い立ちや三井家の商法等を紹介しています。

高利生誕400年記念事業として松阪の旧小津清左衛門家で展示していた高利とかね像がこちらにきています。それ以外に松阪の三井家の藩札や松阪と日本橋とのつながりのわかるパネル展示がありました。

また、旧長谷川治郎兵衛家の資料も出張しています。これらの資料が、三井高利が松阪で生まれて近世の日本を代表する大商人になったことを示せるものとなることを望みます。
 
 
 
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11月17日 大伝馬町(日本橋)を歩きました

江戸時代木綿市場を独占するほど伊勢出身の者が木綿問屋を持った江戸時代の大伝馬町だった所に立ちました。直ぐ後ろは、小津産業株式会社・小津商店と小津史料館がある小津ビルです。

旧日光街道と書いてある通りです。江戸日本橋を起点とし、日光東照宮に至る街道です。

この近くには宝田恵比寿神社があります。江戸城拡充のため宝田村から住民共々大伝馬町に移転し、今も毎年10月19日・20日にべったら市でにぎわう所です。

向かい側、大伝馬町の通りに接するところに旧長谷川治郎兵衛家のビルがありました。
 
 
 
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11月17日 世田谷区等々力の原田積善会に御挨拶に伺いました

松阪市殿町の紀州藩士の家に生まれ、銀行家として活躍した原田二郎がつくった日本初の公益財団法人です。社会福祉の分野を始め学芸・科学・災害支援など様々な分野に助成活動を行っている全国規模の組織です。

建物の庭の部分に原田二郎の遺詠を彫った立派な碑がありました。前回、見なかったものです。

たくさんの資料の中から毎日使用して心身を鍛えた木刀も見せていただきました。

訪問記念の写真も1枚撮りました。大変、お世話になりました。ありがとうございました。
 
 
 
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11月13日 JRさわやかウォーキングがありました

この日は、JR東海が「新たな松阪を発見!アート&スイーツで楽しもう!」とウォーキングを企画してくれました。

旧長谷川治郎兵衛家や旧小津清左衛門家、原田二郎旧宅 全てをコース上に入れてもらいました。絵画や彫刻、松阪もめんの展示の上、当コースマップ持参の方に割引料金で入館できるようにしました。

今回は、全国コットンサミットと松阪もめんフェスティバルがこの松阪の同じエリアで行われました。生憎(あいにく)の雨模様で人出は、前回の半分以下の552人でした。
 
 
 
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2022年11月22日火曜日

11月13日 2022全国コットンサミットin松阪がありました

「未来へ紡ぐ大きなかけ橋」として、全国の綿花栽培地において、国内綿花栽培やオーガニックコットンの普及、PRを目的に、2011年大阪府岸和田市で開催以来、全国各地で8回開催されています。

今回の全国コットンサミットは、北海道から九州まで綿花栽培の生産者やオーガニックコットンの関係者が集いました。

松阪歴史文化舎も全面的に協力し、講演会は門理事長の「松阪木綿のルーツを探る」というものでした。

松阪もめんフェスティバル2022と同時開催で全国の方をパネルディスカッションや高校生のファッションショウ、展示ブース、レッセプション等でおもてなしをしました。この地域の伝統工芸品「松阪もめん」が未来を紡ぐ、大きな架け橋となってほしいと望んでいます。
 
 
 
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11月13日 松阪もめんフェスティバル2022を開催しました

『「見て、触れて、感じて、着て、歩いて、魅せて」伝統と革新をカタチに』のテーマのもと、松阪市立鎌田中学校のブラスバンドの演奏で始まりました。

旧長谷川治郎兵衛家や旧小津清左衛門家でもたたき染めの展示や綿の木、ゆうづる会や松阪歴史文化舎の職員の手織り木綿の展示をしました。

市内の殿町中学校や三重中学校の生徒やスタッフが松阪もめんを身に付けてお客様をお迎えしました。
 
 
 
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