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2022年12月3日土曜日

11月22日 柿野小学校と粥見小学校の子どもたちが来てくれました

松阪市立柿野小学校と松阪市立粥見小学校の3年生が合同で来てくれました。大きな竈(かまど)、煙突(えんとつ)を見て、機織(はたお)りを見てもらいました。

絵本にでてくる蔵に入るのは、初めてという子どもがたくさんいました。

庭園では、少し色付き始めた紅葉や池に来ているカモを見学しました。商売の神様である稲荷神社があったことも記憶に残ってほしいと思いました。
 
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
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2022年12月1日木曜日

11月20日 三重テレビさんに「松阪ゆかりの豪商 三井家の歴史」の取材を受けました

三井高利生誕400年・三井越後屋創業350年関連企画の旧小津清左衛門家の企画展に来てもらいました。ここに見えるのは、松阪市西方寺蔵の「東都三井店之図」です。江戸駿河町の三井店が描かれたとても綺麗な絵馬です。松阪地域出身で越後屋に奉公した人たちが奉納したものです。

今も松阪に残る三井家が再興したお寺や大切にしていたホオジロの墓碑、菅相寺に寄贈した神牛などの説明を聞いてもらいました。

今も残るお店の引き札、三井家の出した紀州藩の藩札などたくさんの資料を取材してもらいました。
 
 
 
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2022年11月27日日曜日

11月20日 松阪カルチャーストリートの最後の日です

カルチャーストリートの最後の日に、子どもたちにデジタル紙芝居で歴史や文化を伝えている三重大学の学生さんに来て貰いました。直接作家のみなさまから説明を聞いていました。

歴史や文化を肌で感じられる所で近代アートの果たす役割を子どもたちに伝えてもらえれば嬉しいと思いました。

片付けが終わり、豪商のまち松阪 観光交流センターの2階でこの2週間の反省会をもちました。その後、最後に作家さんと事務局のみなさんと一緒に写真を撮りました。3館のみですが、4040人の参加がありました。みなさま、本当にお世話になりました。
 
 
 
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2022年11月26日土曜日

11月19日 三井高利生誕400年記念講演会に参加しました

公益財団法人 三井文庫主任研究員の下向井 紀彦氏の講演会が、日本橋高島屋三井ビルディング日本橋ホールでありました。主に三井越後屋の仕入・販売・宣伝や、三井越後屋の商品仕入れからみた三都と地方との流通や交通など「近世流通経済史」がご専門です。

豊富な写真と資料、具体的な地図等で「三井高利と三井越後屋 -三井家の歴史- 」を講演していただきました。正月風景図の江戸本店と江戸向店の他に江戸芝口店のことは新鮮で後の質問の中でも話題になりました。

三井高利と越後屋創業の流れと近世の三井の事業と店舗についてお話をしていただきました。また、三井の体制整備と次世代への継承や幕末維新期と明治の三井財閥のお話も興味深いものでした。講演後、ご挨拶もさせていただきました。
 
 
 
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11月19日 日本橋「小津史料館」にお世話になりました

2年半ぶりの訪問となりました。松浦館長様とは、メールでの遣り取りはしていましたが、対面のありがたさを感じました。

児玉希望氏(芸術院会員)の「四季図」がありました。因州和紙の熟練者が10人がかりで漉いた楮製の1枚の紙3.65m×2.76m(6畳分)という大判手漉き和紙に描かれています。

紙布も見せていただきました。特にたて糸に絹や綿、麻を用いたものを「絹紙布」「綿紙布」「麻紙布」といい丈夫で洗濯もできるとのことです。

特別室では、奥田元宗氏(文化勲章受賞)「霧雨」を見せていただきました。大変、感銘を受けました。

先には、小津商店の中田社長様、松浦館長、小西副館長の皆様に御挨拶をさせていただきました。ありがとうございました。
 
 
 
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2022年11月23日水曜日

11月18日 墨田区向島の三圍(みめぐり)神社を訪ねました。

松阪にも三圍(囲)稲荷(本町)があります。その元にあたる神社を訪れました。三囲(正字は圍)の名は社殿の下から掘り出された壺の中の翁がまたがる白狐の神像から白狐が現れて、三遍回って姿を消したことに由来すると言われています。別名「三囲稲荷」とも言います。

松阪出身の豪商三井家は江戸へ進出したとき、享保年間に三囲神社を守護社と定めました。

これは、「みめぐりのコンコンさん」です。享和2(1802)年の奉納。向店は、三井呉服店本店(ほんだな)の向かいにあって木綿を扱っていました。

 
 
また、干ばつがあった時に村民が三囲稲荷で雨乞い祈願をしていたところに、松尾芭蕉の門人、宝井其角が参詣に訪れ「夕立ちや田をみめぐりの神ならば(夕立を降らせてください)」と句を呼んで神社に奉納したところ、見事に雨が降ったという話しが伝わっています。(松阪にも其角の碑もあります。)

三越のシンボル、ライオン像もありました。2009年に三越池袋店の像が寄贈されたそうです。

本殿の裏に当たるところに、三井邸から移設されたという珍しい三柱鳥居があります。港区の三井八郎右衛門邸が江戸東京たてもの園に移築される時に屋敷神であった顕名霊社(あきなれいしゃ)等と一緒に移されました。どの方向からも拝めるというものです。

ここには三井家11家の当主夫妻と120柱余りの霊が神として祀られている「顕名霊社」があります。没後100年を経た霊だけが祀られる特別な場所です。御参りをさせていただきました。
 
 
 
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11月18日 三井高利生誕400年記念事業日本橋三重テラス「三井高利展」に行きました

日本橋三越の向かいの三重県のアンテナショップの2階で三井高利の生い立ちや三井家の商法等を紹介しています。

高利生誕400年記念事業として松阪の旧小津清左衛門家で展示していた高利とかね像がこちらにきています。それ以外に松阪の三井家の藩札や松阪と日本橋とのつながりのわかるパネル展示がありました。

また、旧長谷川治郎兵衛家の資料も出張しています。これらの資料が、三井高利が松阪で生まれて近世の日本を代表する大商人になったことを示せるものとなることを望みます。
 
 
 
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