2階からの紅葉はまだ緑が多いのですが、夜の風情はひとしおです。
庭園の「離れ座敷」にも竹輝銅庵の竹本博志氏の作品を展示させてもらいました。手作りの温かみのある幻想的な空間ができました。
大正座敷の次の間の竹明かりは、ゆらぎのある大正ガラスに映り、多くの灯りを楽しめました。
夜の大蔵の説明は、学芸員によるちょっと特別な解説でした。 旧長谷川治郎兵衛家の庭園も、紅葉が少し進んで見応えがありました。
2階からの紅葉はまだ緑が多いのですが、夜の風情はひとしおです。
庭園の「離れ座敷」にも竹輝銅庵の竹本博志氏の作品を展示させてもらいました。手作りの温かみのある幻想的な空間ができました。
大正座敷の次の間の竹明かりは、ゆらぎのある大正ガラスに映り、多くの灯りを楽しめました。
夜の大蔵の説明は、学芸員によるちょっと特別な解説でした。 旧長谷川治郎兵衛家の庭園も、紅葉が少し進んで見応えがありました。
このお祭りが終わると、旧長谷川家の隣の見庵(けんあん)がお宿になり、飾りつけがされました。
さて、「まどゐの館 見庵」では、宇田荻邨(てきそん)の「山の神」の絵を飾ります。荻邨は、魚町に生まれ京都画壇を代表する日本画家として活躍した人です。
絵本にでてくる蔵に入るのは、初めてという子どもがたくさんいました。
庭園では、少し色付き始めた紅葉や池に来ているカモを見学しました。商売の神様である稲荷神社があったことも記憶に残ってほしいと思いました。
今も松阪に残る三井家が再興したお寺や大切にしていたホオジロの墓碑、菅相寺に寄贈した神牛などの説明を聞いてもらいました。
今も残るお店の引き札、三井家の出した紀州藩の藩札などたくさんの資料を取材してもらいました。
歴史や文化を肌で感じられる所で近代アートの果たす役割を子どもたちに伝えてもらえれば嬉しいと思いました。
片付けが終わり、豪商のまち松阪 観光交流センターの2階でこの2週間の反省会をもちました。その後、最後に作家さんと事務局のみなさんと一緒に写真を撮りました。3館のみですが、4040人の参加がありました。みなさま、本当にお世話になりました。
豊富な写真と資料、具体的な地図等で「三井高利と三井越後屋 -三井家の歴史- 」を講演していただきました。正月風景図の江戸本店と江戸向店の他に江戸芝口店のことは新鮮で後の質問の中でも話題になりました。
三井高利と越後屋創業の流れと近世の三井の事業と店舗についてお話をしていただきました。また、三井の体制整備と次世代への継承や幕末維新期と明治の三井財閥のお話も興味深いものでした。講演後、ご挨拶もさせていただきました。
児玉希望氏(芸術院会員)の「四季図」がありました。因州和紙の熟練者が10人がかりで漉いた楮製の1枚の紙3.65m×2.76m(6畳分)という大判手漉き和紙に描かれています。
紙布も見せていただきました。特にたて糸に絹や綿、麻を用いたものを「絹紙布」「綿紙布」「麻紙布」といい丈夫で洗濯もできるとのことです。
特別室では、奥田元宗氏(文化勲章受賞)「霧雨」を見せていただきました。大変、感銘を受けました。
先には、小津商店の中田社長様、松浦館長、小西副館長の皆様に御挨拶をさせていただきました。ありがとうございました。