9月1日
呈茶のお世話になったのは、午前は野口社中のみなさまです。午後は鈴木社中の皆様にお世話になりました。
The tea ceremony instructors is members
of the Noguchi shachu in the morning. and it was members of the Suzuki shachu
in the afternoon.
衛生管理のゆき届いた調理室で用意をしてもらっています。
They are prepared in hygiene management well-controlled kitchen.
いつもお着物を着て、お世話になっています。
They are always taught in wear kimono.
松阪市茶道協会の会長さんにも直接の指導をしていただきました。(4月27日) The president of the Matsusaka City Tea Ceremony Association also provided direct guidance. (April 27)
日曜日ごとに松阪市茶道協会(表千家、裏千家)の方々にお世話になっています。(4月27日)Every Sunday, members of the Matsusaka City Tea Ceremony Association (Omotesenke and Urasenke) teaches. (April 27)
9月3日 September 3
東京大学の 村 和明先生に来ていただきました。
東京大学の 村 和明先生に来ていただきました。
Associate Prof. Mura Kazuaki of the University of Tokyo visited us.
今回は、東京女子大学の近世歴史演習のゼミのみなさんと一緒です。
This time he is with students from the Tokyo Women's University Early Modern History Seminar.
長谷川家の資料を前にみなさんは、熱心にお話を聞いていました。
Everyone was listening eagerly in front of the Hasegawa family documents .
予め連絡のあった本店の書状の控え帳から江戸との遣り取りを学んでもらいました。
All of you learned how to interact with Edo, from the copy of the letter of the head office that was contacted in advance.
資料が実際にどのように保管されているのかも見てもらいました。
Also we had you see how document was actually stored.
中庭の「みゆきメダカ」と「青メダカ」にも興味をもってもらいました。
“Miyuki-medaka” and “Ao-medaka” in the courtyard were also received with interest.
旧小津清左衛門家では、伊藤さんの説明を受けました。
In the Former Ozu Residence, we received an explanation from Mr. Ito.
江戸大伝馬町の様子や松阪での小津銀行の写真や今の東京日本橋の小津和紙さんのことを興味深く伝えてもらいました。ぜひ、日本橋の小津史料館にも足をお運びいただければとパンフレットもお渡ししました。
Here everyone learned a look at Ohdenma-cho in Edo at the time, a picture of the Ozu Bank in Matsusaka, and the current Ozu Washi in Nihonbashi Tokyo. By all means, I would like everyone to visit the Ozu Museum in Nihonbashi too, so I handed out also the pamphlets.
向座敷にも上がって頂き、豪商の和の空間を味わってもらいました。
They're also went up to the mukai-zashiki, and experienced space of the Japanese wealthy merchant.
この日は、三井家発祥地も見学してもらいました。「三井高利は京都出身だと思っていた」との人もいましたが、伊勢国松坂の生まれです。少し雨がぱらつきましたが、空がとて美しい一日でした。
On this day, we had you visit also the birthplace of the Mitsui family. Some people said, “I thought Mitsui Takatoshi was from Kyoto.” but he was born in Matsuzaka, Ise-nokuni. It was light rain but the sky was a beautiful day.
9月3日September 3
旧長谷川治郎兵衛家の庭をシルバーさんに綺麗にしてもらいました。
The garden of the former Hasegawa residence was being cared for by the silver human resources.
とても丁寧に草を刈ったり、草を抜いてもらいました。
They pulled the grass or mowed very beautiful.
魚町と殿町を分ける背割り排水も丁寧に掃除をしていただいています。
They are carefully clean also the split drainage that separates Uomachi and Tonomachi.
旧長谷川家の背割り排水がいつも綺麗なのは、このような丁寧な掃除のたまものです。
Thanks to this careful cleaning, the split drainage of the Former Hasegawa Residence is always beautiful.
回遊式の中島もしっかり草を刈って貰っています。
The small island in the migratory garden is also mowing the grass.
9月4日September 4
今日は、白桔梗を飾ってもらいました。
Today, we had Shro-kikyo decorated.
古い建物に良く似合うシロキキョウです。
Shiro-kikyo that looks great in a old building.
大正座敷の違い棚は、キンミズヒキとトレニアです。
On the chigaidana(set of staggered shelves) of the Taisho-zashiki are Kinmizuhiki and Torenia.
9月5日September 5
離れの庭のヤブランです。
Yaburan also in the garden is at its peak.
池の側にもたくさん咲いています。
This is Yablan of the remote room's garden.
マンリョウの実もこの時期は、緑色です。赤くなるのを楽しみにしています。
Many flowers bloom on the pond side too.
池の近くのマンリョウもたくさん実をつけていますが、まだ緑です。
This is Yablan of the remote room's garden.
庭の角の畑の和棉(ワメン)は、白い花を付けています。
9月7日 September 7 旧長谷川治郎兵衛家の離れで「松阪伝統文化子ども華道教室」と旧小津清左衛門家の向座敷で「松阪伝統文化子ども茶道教室」を行いました。
We held “Matsusaka Traditional Culture Children's flower arrangement class” in the Former Hasegawa Residence, and “Matsusaka Traditional Culture Children's Tea Ceremony Class” in the Former Ozu Residence Mukai-jiki.
「子ども華道教室」は、二井先生にお世話になっています。
“Children's flower arrangement class” is taken care of by Futai teacher.
今日は、「ヒオウギ(ぬばたま・檜扇)の実」「アレカヤシの葉」「オンシジューム」等の花を生けました。
Today, planted flowers such as "Crown berries", "Arecayashi leaves", "Oncidium".
色彩をテーマにしています。花の軸が細くて生けるのに苦労しましたが、とても素敵なお花を生けることができました。
The theme is colors. we had a hard time to setting because the axis of the flower was thin, but I was able to set a very nice ikebana.
子どもたちは、約30名が15名ずつ、途中で交代をして、お茶とお花の両方を体験しています。
About 15 of the 30 children take turns on the way and experience both tea and flowers.
「子ども茶道教室」は、松阪市茶道協会会長の後藤先生にお世話になっています。
The “Children's Tea Ceremony Class” is taken care of by Goto Teacher, President of Matsusaka City Tea Ceremony Association.
小学校1年生から中学校3年生までの子どもたちが、参加しています。
Children from the first grade of elementary school to the third grade of junior high school participate.
9月7日 September 7
今日は、9月22日(日)の「飯南高等学校美術部のふるまい緑茶ラテ」の催し物の打ち合わせをしました。
Today, we had a meeting of the “Iinan High School Art Club's Service Green Tea latt ” scheduled to be held on Sunday, September 22.
顧問の英(はなぶさ)先生と生徒4人に来てもらいました。
Advisor Hanabusa Teacher and 4 students came.
江戸時代から続く、旧小津清左衛門家でふるまいラテができないかを検討をしました。
We discussed whether service latt is possible at the Former Ozu Residence that has continued since the Edo period.
貸し館をしている向座敷で 松阪歴史文化舎と飯南高校美術部と共催でお茶の文化を大事にしてきた松阪の新たな挑戦を発信したいと思いました。
I think to send out a new challenge of Matsusaka, cherished tea culture at the Mukai Zashiki, a rental hall, by co-sponsored by Matsusaka Rekishi Bunka-Sha and Iinan High School Art Club.
この展示施設の中で熱心に松阪の歴史や文化を学んでもらいました。市内外、そして海外までお茶の文化を発信することを若い力とともにすることができればこんな嬉しいことはありません。
In this exhibition facility, she was eager to study Matsusaka history and culture. I would be happy if we could send information of the tea culture to both inside and outside the city and abroad, together with young power.
できることから、少しずつ。写真のような素敵な「緑茶ラテアート」を用意してもらいます。
Little by little from what we can do. Have them prepare a nice “green tea latt art” like a photo.
今回は、「ふるまい緑茶ラテ」ということで無料で提供します。
ただし、数にかぎりがあります。
This time, “Service Green Tea latt ” will be provided free of charge.
However, the number is limited.
9月22日(日)午前11時から12時までで 12杯です。
September 22(Sunday) from 11:00 am to 12:00 am, it is 12 cups.
午後1時から2時までで、また 12杯を予定しています。わずかですが、入館していただいた方で興味のある方はお声をおかけください。
And, 12 cups more are scheduled from 1 to 2pm. If you are interested, it is limited to visitors please ask us.
なお、松阪市飯南町の深緑茶房様にもいろいろご協力をいただいていると伺っています。
Also, I have heard that the deep green tea shop in Iinan-cho, Matsusaka City has also cooperated in various ways.
美術部のみなさんは、ラテアート活動を通じて社会貢献として慈善団体や地域の活性化のために寄付を行っているとも聞いています。
I heard that the Art Club is making donations to help charitable organizations and local communities as a social contribution through latte art activities.
旧小津清左衛門家での活動が、多くの学びにつながる機会になれば幸いです。
I hope that the activities at the Former Ozu Residence will be an opportunity to learn a lot
9月8日 第1回の「古文書入門講座」を行いました。長谷川治郎兵衛家や小津清左衛門家旧蔵の古文書のテキストを用いておこなう古文書解読講座です。
くずし字の基本形、近世古文書の特殊な読み方や用語などの基本的な知識を学びます。
特に旧長谷川治郎兵衛家にある古文書を実際に教材にし、ただ読むだけでなく古文書の取り扱い方や保存方法までを本物を手にしながら学びます。
今回は、「江戸店の奉公人」「奉公人の出身地」「江戸店の職制」「奉公人の雇用手続き」「子供衆時代の生活」「登り制度(長期休暇制度)」についてNPO法人松阪歴史文化舎 門暉代司理事長を講師に迎えての講座でした。
保存状態の良い一級の資料を使用して、伊勢(松坂)商人の神髄にせまります。わくわくする内容でした。次回は、10月13日(日)10:00から11:30までです。旧小津清左衛門家の向座敷で行います。
講師は、NPO法人松阪歴史文化舎理事長 門暉代司氏です。募集定員は20名ほどです。
問い合わせは、NPO法人松阪歴史文化舎 旧長谷川治郎兵衛家の事務局
電話0598-21-8600 ファクスは、0598-20-9111です。
9月9日 松浦武四郎記念館友の会のみなさまと交流会を持ちました。
飯田会長によりますと、会員数は200名とのこと。毎年他の団体と交流会を持ち、活動の向上に努めてみえるとのことです。
多賀館長や中野前館長も出席していただきました。昨年度の松浦武四郎生誕200年のでの活動やNHKで放映された「武四郎ドラマ」や染井霊園(東京)の武四郎墓参・静嘉堂文庫(東京世田谷区)・日本橋界隈の見学などの活動を知りました。
今回出席の理事さんの自己紹介など楽しい雰囲気の中、私たちも設立当時の苦労や4月からの業務委託を受けて旧長谷川治郎兵衛家・旧小津清左衛門家・原田二郎旧宅の管理と運営についてパワーポイントで説明をしました。
全部ではありませんが、一部掲載します。
旧小津清左衛門家で、子どもお茶会が始まる前に獅子舞がきました。子どもたちは大喜びでした。
それぞれの館での展示は、訪れていただくごとに興味を持っていただける工夫をしています。
4月、オープンと期を同じくして、ご挨拶にお伺いしました。資料館の説明など丁寧にしていただき、大変お世話になりました。今も東京日本橋で江戸時代と同じ場所で営業をしてみえます。
江戸大伝馬町一丁目(現在の東京日本橋)の旧長谷川家のビルと世田谷区の等々力にある公益財団法人 原田積善会様のビルです。その節は、大変お世話になりました。
旧小津清左衛門家での最初の展示です。
昨年度に撮った紅葉の様子です。今年はどんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。
毎年、講座を持っています。体験的な講座も入れたり、世代を超えて参加出来る講座にしたり様々な企画を考えています。また、調査・顕彰・保存など多方面の活動をしています。
このブログの紹介もしました。まだ、2週間しか経っていませんが、多くの人が閲覧して検索エンジンに容易にかかるようになるように期待しています。
9月11日 原田二郎旧宅の庭は、大変興味深い様子を見せてくれます。
こんな綺麗な花が咲いていました。原田旧宅を担当する青木さんに名前を教えてもらいました。
「ランタナ」という名前です。和名は「シチヘンゲ」。鮮やかな色の花が、次第に変化することに由来するそうです。
桜の木の根元で白い「サルスベリ」の花が鮮やかに咲いていました。
カエデ(モミジ)の種が、いっぱいできています。グライダーのような形にも見えます。よく肥えているのか今まで見た中では、随分大きい実です。
柿の実もたくさんなっています。「渋柿」でしょうか。小ぶりで、まだ緑色です。
「ナンテン」の実もまだ緑ですが、鈴生りの状態です。赤くなるのが楽しみです。
9月13日September 13
愛知淑徳大学の新井教授に来ていただきました。ビジネス学部の17名の学生さんとともに授業の一環としての訪問です。歴史遺産を活かした観光など学生さんの問題意識を刺激するきっかけになれば幸いです。
この旧長谷川治郎兵衛家は、約350年続いています。また、この他にも市内には、300年から400年続いている大きな商家があります。これらの商家が連綿と続くのには、それなりの工夫、そして努力や知恵があります。また、この地域特有の風土・環境・歴史文化等も深く関係しています。若い発想で新たな知見を創造されることを期待します。
旧小津清左衛門家に相応しいシックな商品ケースが入りました。東京日本橋の小津紙店さんから松阪市に寄付をしていただいた中から購入したものです。
10月から小津紙店さんの商品等を販売する予定です。今、仮のものが入れてありますが、10種類ほどを選定し、和紙の素晴らしさを多くの方に知ってもらいたいと思っています。
9月18日
今回大学生の齋籐さんに旧長谷川治郎兵衛家と旧小津清左衛門家と原田二郎旧宅にきてもらいました。大学の職業体験(インターンシップ)で松阪市役所の観光交流課と企業誘致連携課で研修をしています。
今回大学生の齋籐さんに旧長谷川治郎兵衛家と旧小津清左衛門家と原田二郎旧宅にきてもらいました。大学の職業体験(インターンシップ)で松阪市役所の観光交流課と企業誘致連携課で研修をしています。
4日間のインターンシップの2日目です。展示案内をするため、先ず旧長谷川治郎兵衛家の大蔵の展示について学んでもらいました。一番大きな蔵の展示室を案内する場合を想定してポーズをとってもらいました。
次は、旧小津清左衛門家の2階の展示場の見学をしてもらいました。ここでは、松阪市清水町の豪商「乾」家から寄贈してもらった、お茶に関する展示品に関心をもってもらいました。
旧小津家の通り土間で、東京日本橋の小津紙店のパンフレットをもった姿を写真に撮りました。
旧小津家から原田二郎旧宅へ向かう途中に、三井高利発祥地と三井家があった敷地の一角に三越伊勢丹ホールディングス様から寄贈を受けた「ライオン像」の前でも説明の仕方を学んでもらいました。
原田二郎旧宅に着いて、新しく入った陳列ケースの前でパンフレット類の展示を見てもらいました。この後、旧長谷川家で英訳の仕事と窓口の仕事も経験して、「普段見ることができない内部の様子を見たり、説明する側の目線で館内を回ったりしてとても楽しかったです。」というコメントをもらいました。
9月22日
飯南高等学校美術部とコラボレーションをしました。
飯南高等学校美術部とコラボレーションをしました。
ふるまい緑茶ラテ事業で、松阪のお茶の文化と歴史の関わりを発信できればと思いました。 午前が、17杯。午後が18杯を提供することができました。
どのお客様も、あまりにもかわいい絵を壊すのがつらいようで、なかなか味わうをためらっていました。この動物は、ねこです。手にもっているのは、小判です。
一人ひとり絵が違います。松阪飯南町の深蒸し緑茶を使用しています。
ラテアートの実演を見ながら、味わってもらいました。小津家や長谷川家は裏千家のお茶の文化を引き継いでいます。家元が訪れたり、手紙のやりとりをしたり松阪のまとめ役をしていました。
松阪の街を作った蒲生氏郷ですが、千利休の次男千少庵を護り、三千家の存続と深くかかわっています。また、江戸時代 松阪の豪商たちは、千家の家元との結びつきが深かったのです。
高校生たちは、地元松阪飯南産の深蒸し緑茶を使用しての本格的なラテアートに挑戦しています。子どもから大人まで楽しんでもらうことができました。静岡浜松市からきた小学生は、「すごくおいしかったです。」と大変よろこんでくれました。
「歴史的建造物の建物で開催されることが嬉しく、素晴らしいことなので続けていただけることを期待します」との意見ももらいました。
9月25日
休みの前日に持っていってもらった障子を張り替えてもらいました。
休みの前日に持っていってもらった障子を張り替えてもらいました。
こちらが、休みの間に仕事をしてもらいました。月曜日はいつもなら休みになりますが、23日(月)は秋分の日だったので当館は開館の日でした。今回は火曜日が休みでした。
中北表具店にお世話になりました。規格外の幅の広い障子や数が多いのにもかかわらず短時間の間に入れてもらいました。
この日はお天気もよく、新しくなった障子が綺麗に映えました。
旧長谷川治郎兵衛家の展示を新しくしました。
旧長谷川治郎兵衛家と旧小津清左衛門家では、秋季特別企画展「伊勢商人の茶の湯」を開催します。旧長谷川家は、9月25日(水)~12月15日(日)まで「長谷川家の茶の湯」をテーマに展示公開します。展示替えは、 3回目になります。
これは、千利休の命日に床の間に利休の像をまつり、三具足を供えて遺徳をしのぶものです。利休像は長谷川家当主の愛蔵品です。三具足は、裏千家家元10代認得斎が好んだもので、長谷川家当主6代休拙に譲られたものと言われています。
裏千家 家元4代仙叟好みの茶道具です。灰器は炉や風炉に炭を入れる炭点前の時に使う灰を入れる器です。作者の楽家8代得入は病身で、早く引退したため作品が少なく貴重なものです。ここにあげた千家 家元第4代・8代・10代以外に、6代、9代、11代の方の関係のものも展示しています。
裏千家家元8代又玄斎好みの茶道具です。十梅は自己の内にある円満の仏性を尋ねる過程を10枚の梅の開花図により説いたものです。この盆は9番目の「向背開花」の図で。又玄斎の画、京都大徳寺塔頭玉林院の首座宗立の賛を写したものです。
これは、銅鑼(どら)です。江戸時代後期のもので、茶席の準備がととのったことを客に知らせるものです。直径60㎝、奥裄12㎝の大きなものです。
蒲生氏郷作成の茶杓です。 安土桃山時代のものです。氏郷は利休七哲の1人にあげられる武将茶人です。すっきりと細身で雅趣に富む作風で、節が中央より上へ寄った「上り節」が味わい深いと言われています。井筒の表には「昨日約束之茶杓進候」の書付が有り、交流の深い人に贈ったものと思われます。本居宣長記念館からお借りして展示しています。
利休好みの風呂です。土を焼いて作った土風呂で、素焼きの陶器の上に黒漆を塗って磨き上げたものです。見込に「天下一宗四郎」の印があり、松木宗四郎が南都(奈良)の土を用いて作ったと共箱に記されています。
文政10年(1827)に許されて、造営された今日庵の棟札です。写真左は「文政十年三月吉祥日 奉納士公神供秘軏家内安全火盗消除祈願 法主 和南」とあり、写真右は「大正二年六月表庭ヨリ移動ス 大工棟梁長谷甚之助 工事責任者 志戸郡甲賀村島田金助」とあります。今日庵は、大正2年に魚町の表庭から殿町の敷地に移築されました。
殿町に移築された今日庵は、残念ながら昭和63年に取り壊されました。庭の石組みは今も見ることはできます。
松阪歴史文化舎のたより(第4号)です。
1ページです。
2ページです。
3ページです。
4ページです。庄司編集長に作ってもらっています。
松阪歴史文化舎のたより(第3号)を載せます。
1ページと4ページです。
2ページと3ページです。
松阪歴史文化舎のたより(第2号)を載せます。
松阪歴史文化舎の創刊号です。たより(第1号)です。
9月25日 秋季特別企画展「伊勢商人の茶の湯」のポスターができました。
旧長谷川治郎兵衛家では、9月25日~12月15日まで長谷川家歴代当主と裏千家家元との親交が窺われる書状や茶道具、裏千家松阪社中と茶人深津宗味や藤田適斎等の資料を展示しています。
旧小津清左衛門家では、10月8日(火)~令和2年1月13日(祝日)まで「松阪商人の茶の湯」を展示します。
原田二郎旧宅では、8月22日(木)~11月10日(日)「城代組同心 服部家と松阪徳義社」を
11月13日(水)~令和2年4月12日(日)は、「原田二郎と佐佐木弘綱・信綱父子」の資料を展示します。
11月3日の氏郷まつりでは、氏郷公顕彰会と松阪茶道協会とNPO法人松阪歴史文化舎の3者主催で「氏郷市民大茶会」を開催します。旧長谷川治郎兵衛家と旧小津清左衛門家では始めて無料で入館してもらいます。ぜひ、それぞれで行うお茶会に参加してくださいますようお願い申し上げます。
米蔵の前の庭のすみに秋の七草の「キキョウ」が咲いていました。
魚町と殿町とを分ける背割り排水のそばに一輪だけ、白い「ヒガンバナ」を見つけました。
棉と一緒に植えた「藍(アイ)」の花も咲いています。赤い色の花です。
白い「藍(アイ)」の花と2種類あります。
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