藍(アイ)は、苗を植え替えて大きくしてから庭の花壇に植えます。
今年は、旧長谷川治郎兵衛家の槙(マキ)の苗も育てています。
昨年好評だったカエデ(紅葉=モミジ)も苗を育てています。秋に大きくなったら、皆様にお届けできるように計画しています。
今年は、花の数が少ないような気がします。山梔子(さんしし)とも言われ、生薬の一つです。漢方では、消炎、利尿、止血、鎮静等の目的で処方されます。乾燥果実の粉末は奈良時代から使われ、平安時代には十二単など衣装の染色に使われました。現在でも、天然色素として栗金団をや和菓子、たくあんの色づけに使われています。
観光客がほとんどいない中、それぞれの施設には活気が戻りました。入館には体温の確認や消毒やマスクなど感染対策をしっかりやって見学してくれました。
旧長谷川治郎兵衛家では、千両箱を持ち上げることに挑戦したり、広大な庭に関心をもってくれたりしました。これからの学習の興味を刺激することになれば幸いです。
ちょうど、旧長谷川家の白いスイレン(睡蓮)がたくさん、咲きはじめました。
旧小津清左衛門家にも寄ってもらいました。
説明を忘れまいとその場でメモする微笑ましい姿もありました。今後も大いに市内の施設を利用してほしいですね。ちなみに、学習のための利用は免除申請を出すことにより無料で学習に活用してもらえることになっています。現在のところ、市内も市外も全ての小学校・中学校・高等学校の児童や生徒の学習の来館の場合です。
より、丁寧にすればそれに答えてくれるので、成長が楽しみです。コロナ禍が収まる頃には綺麗な白い綿ができるでしょう。ぜひ、そのころには来館をお願いします。