別の所では、大きな鉢に植える準備です。肥料をたくさん入れると大きく育つとのことで、茶色い棉と白い棉を育てたポットから植え替えました。
雷の伴う大雨が降ってきましたので、屋根のあるところで作業をしました。
花壇の方は少し強い雨でしたが、無事植え替えが済みました。
鉢は、日当たりの良い430年前の遺構の背割り排水の側に置きました。これから、大きく育ってほしいですね。
その後、阪内川右岸をあるいて本居宣長の旧宅を巡り、旧長谷川治郎兵衛家に到着。大正座敷で説明を受けました。
5つある蔵の一番大きな「大蔵」で〝「風流家」長谷川元貞〟の展示を見ていただきました。
この後、松坂城跡で昼食を取り、歴史民俗資料館と御城番屋敷や原田二郎旧宅をまわり、豪商のまち松阪観光交流センターを見学されました。
花弁が薄く、垂れ下がる特徴があります。慎ましく、女性的で奥ゆかしい花と言われます。
江戸時代後期(1810年頃)に、松坂(阪)の紀州藩士 吉井定五郎氏が野花菖蒲を改良し現在の松阪花菖蒲を作出しました。
大正座敷の前庭の苔(こけ)は、昨夜の雨でとても元気な姿を見せています。
8代当主の元貞は、紀州藩から大年寄(町役人の筆頭)や御為替組御用などの仕事を引き受けながら和歌、茶道、漢詩、絵画、俳諧など文雅に親しみました。
曲亭馬琴や頼山陽、本居春庭などの文人と交友関係を持ったことなどを丁寧に取材してもらいました。
6月23日(水)のニュースの中で、6時、8時、10時に放映されるとのことです。長谷川本家歴代当主の中でも文化活動に高い関心を寄せた元貞について知っていただく機会になれば幸いです。