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2020年10月18日日曜日

10月18日 今日は、「草ラジオ」の松阪高校1年生の班にきてもらいました。
4人の班かと思いきや確認したら届け出の表にも2名の表記がしてありました。古いものに興味を持っていて、旧長谷川治郎兵衛家を選んでくれました。

展示室の香道のコーナーで自分の好きな匂いを選んでもらいました。

千両箱も2人で持ってもらいました。一人では少し重すぎたようです。

ビューポイントで庭園を眺めてもらいました。

紅葉の時期の写真を見てもらいましたが、あと3週間立たないとリアルでは見えないと伝えました。

昼からは、「松阪学入門講座 -松阪市史その後- 」を松阪市図書館講座室で行いました。

「松坂領粥見村出身の呉服商 奈良屋杉本家の商業活動」というテーマで大阪大学大学院の鈴木先生にお話をしてもらいました。

京都市の中心部、綾小路通にある国重要文化財の建物です。財団法人化され保存がされました。

しっかり、ソーシャルディスタンスをとり、コロナ感染対策をして講座を持ちました。

杉本家は、敷地に複数の蔵を備え大店の時代そのままの歴史ある造りです。次回第3回の講座は11月15日「安楽寺の快慶仏」を松阪歴史文化舎の理事、藤田さんにお話していただきます。

平行して津市の三重大学では、全国町並み保存連盟の「オンライン講座」がありました。

三重大学の浅野教授の「2020年日本建築学会賞 受賞記念講演会」があり、その発表の前に当【松阪歴史文化舎】と【あいの会「松阪」】の発表の時間をもらいました。
司会は、伊勢市の高橋理事。技術指導は工学部の大井先生にお世話をいただき、全国約50カ所をZoomで結びました。参加者は60人から70人とのこと。

「三重県域におけるミクロとマクロの視点から組み立てた景観計画をベースにした景観まちづくりのマネージメントの実践 -三重県らしさを構築する歴史都市群、国立公園、世界遺産を対象にして」の講演とディスカッションがありました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年10月17日土曜日

10月17日 今日は、松阪ケーブルテレビのみなさんに撮影にきてもらいました。
DVD制作をお願いしていて1年をかけて旧長谷川治郎兵衛家・旧小津清左衛門家・原田二郎旧宅を撮ってもらっています。

それぞれ、5分~10分の映像を制作してもらいます。今回は、各施設紹介で使う映像資料の撮影です。室内を中心に3施設を回ってもらいました。

生憎の雨模様ですが、雨は苔を元気にします。庭石もまた、違った姿を見せます。

様々な映像資料を一つにした時、どんなDVDの作品ができるか楽しみです。しっかりしたシナリオのもと、着々と作業が進んでいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
第7号の広報誌を載せます。
小津本家から寄贈を受けた観応2年の灯籠を設置しました。旧小津清左衛門家の貴重な石灯籠をぜひご覧下さい。

A3版の誌面を二つに分けたので一部右端が見にくくなりましたが、ご容赦ください。旧長谷川家で350年間 火事を出さなかったといわれる御利益(ごりやく)のある「火用心札」の木版印刷体験をします。11月1日です。よろしければ、ご参加ください。

松阪市文化財センターでは、長谷川本家から寄贈された国指定重要文化財の絵画「絹本淡彩離合山水図」のオジリナルを特別展示します。11月3日からは、旧長谷川治郎兵衛家の大正座敷でレプリカですが、間近でみることができます。

好評なパスポート券を発売しています。1年間、旧長谷川治郎兵衛家と旧小津清左衛門家にいつでも入館できるお得な券です。年4回、合計8回の展示替えを堪能できます。
 
 
 
 
 
 
 
 
10月15日は、「flowers」班のみなさんに取材に来て貰いました。
松阪高校1年生のみなさんは、ラジオのコマーシャルを今のところ40秒で考えているようです。旧長谷川治郎兵衛家の見事な欄間に反応してくれました。

大正座敷の庭にも関心を示してくれました。11月に入って紅葉の時期にもぜひ訪れてほしいですね。

松阪もめんの機織りは、地域の松阪もめん伝承グループの「ゆうづる会」のみなさんに協力を願って 金・土・日曜日に実演をしてもらっています。こちらも一度体験してもらいたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年10月14日水曜日

10月14日 原田二郎旧宅の金木犀(きんもくせい)が満開です。
毎年、たくさんの花を付けます。匂いがとても素晴らしくうっとりします。

そばに近づいて見ると、まだ、花が開ききってない花が見えます。これからまた、満開になることでしょう。

原田旧宅には、「ランタナ」の花も満開になっていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
10月14日 松阪高校1年生の「Crassy」班のみなさんが旧長谷川治郎兵衛家に来てくれました。
初めての見学で、見るものが印象深くどれを中心にするか考えあぐねているようです。

大正座敷の細部までしっかり細工がされている点に心を奪われる生徒がいました。

御伽草子や桃太郎などわかりやすい物語りが題材になっている屏風(びようぶ)は、理解が容易だったようです。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年10月13日火曜日

10月13日 旧小津清左衛門家の展示替えをしました。
江戸時代の豪商たちは、余暇に趣味と教養を兼ね備えた文芸を極め、松阪特有の「商人文化文化」の担い手となりました。旧小津清左衛門家の「商家のたのしみ」は令和2年10月14日から、令和3年1月11日(祝日)まで展示します。

本町の藤田適斎が長谷川家6代の当主(邦淑:くによし)に宛てた手紙です。「萩の画」「利休像」「銀盤台」を譲るとかかれたもので、適斎は、本居宣長に和歌をならい、香道にも長じ、茶の湯の先達者でもありました。

本居宣長は、松阪特有の「商人文化」から生まれ傑出した業績を残しました。

旧長谷川治郎兵衛家所蔵の琴も展示しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
10月13日  夕方に「折れたクレヨン」班の松阪高校生がきてくれました。
4人チームでしたが、今日は都合で2人でした。

二人とも津市出身で松阪駅から歩いて来てくれました。お釜の中や千両箱の体験に興味をもってくれました。

大蔵の中の匂い袋に一人は「沈香 じんこう」、もう一人は「白檀 びゃくだん」の匂いがお薦めでした。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年10月11日日曜日

10月11日 今日から茶道入門講座を旧長谷川治郎兵衛家で始めました。
これは、松阪市茶道協会さんとともに松阪から旧長谷川家に相応しい茶の文化を発信できればと始めるものです。新しい事業になります。

コロナウィルスの関係で開催が遅くなりましたが、松阪市茶道協会さんの協力の下、毎月2回、第2日曜日と第4日曜日を基本に行います。(これは、離れの都合上原則ですので確認をお願いします。)

江戸時代から、長谷川家の歴代当主は、裏千家の家元と非常に懇意にしていました。1000点余りに及ぶ貴重な資料がそれを物語ります。

今回は、一般の方や観光客の方や海外の方が 全くお茶について知らなくても誰でもが容易に抹茶体験ができるというものです。ぜひ、一度を声をおかけください。