旧長谷川治郎兵衛家のお正月の用意を朝からはじめました。
340年以上続いてきた伝統が若い学芸員にひきつがれていきます。
こんなりっぱなお正月飾りの一つが出来上がりました。
「松鶴蒔絵三組盃・紅溜松蒔絵花月台」は、透かしの入った藪内流の茶道具塗り師 遠阪宋仙作です。
長谷川家の荷物を乗せ行方不明になってロシアに漂流した大黒田光太夫のことが記されている「江戸店書状の控(ひかえ)」も展示しています。
夕刊三重新聞社に取材をしてもらいました。
令和3年は、丑(うし)年です。背中を撫でて吉事を祈るとされる四日市万古の「寝牛置物」も置きました。