松阪市図書館の講座室での講演です。「あの時代に、この松浦ほど、日本国中をよく知っていた人物は、他にいなかったはずである。」のドナルド・キーン氏の言葉から江戸への一人旅、諸国を巡る旅、蝦夷地調査、東海道調べ、晩年の旅、大台ヶ原と富士山への歩みを弁舌爽やかに語っていただきました。
28歳から41歳までの6度の北海道への旅は、圧巻でした。300冊以上の著述や71歳の生涯を旅に生きた武四郎のことをたくさん知る機会になりました。
松阪市図書館の講座室での講演です。「あの時代に、この松浦ほど、日本国中をよく知っていた人物は、他にいなかったはずである。」のドナルド・キーン氏の言葉から江戸への一人旅、諸国を巡る旅、蝦夷地調査、東海道調べ、晩年の旅、大台ヶ原と富士山への歩みを弁舌爽やかに語っていただきました。
28歳から41歳までの6度の北海道への旅は、圧巻でした。300冊以上の著述や71歳の生涯を旅に生きた武四郎のことをたくさん知る機会になりました。
「犬矢来」とは、「犬をやらう」から来ているそうです。つまり、犬を追い払うという意味だそうです。もう一つの言い方は「駒寄せ」です。犬のマーキングや馬が近づいて壁を傷つけないようにすることなどが、目的とされていたそうです。しかし、今は景観をよくするのが主目的のようです。
旧小津家では、主目的がお客様や道行く方に高低差のある溝に落ちないよう注意を喚起することです。また景観としても町家風の佇(たたず)まいを強調して、みなさまに見ていただきたいと思っています。
招待されたお家の方や大人の私たちに丁寧に教えられたことを実践してくれました。緊張の中にも素晴らしいお手前を見せてくれました。
兎年にふさわしい和菓子をいただき、おめでたい飛躍の年にしていきたいと思いました。
15日は、ご家庭の注連縄(しめなわ)やお正月飾りを燃やすどんど焼きがありました。年神様をお送りし、五穀豊穣や無病息災などを祈ります。1000年ほど続く神社ですので、たくさんの御参りがありました。
樹齢900年と言われる「長寿楠」はご神木です。言い伝えでは、1092年に芽吹いたともいわれています。本居宣長が読んだ「民の戸も さゝて月見る よひのもり めくみのかけの くもりなきよは」の歌碑もあります。
行政チャンネルの取材もあって、子どもたちは少し緊張ぎみでした。
作品は、翌日まで展示されました。観光客の方にも見ていただきました。御家族の方に持って帰ってもらいました。お家でも飾ってもらうそうです。
旧小津家では、「松阪ゆかりの豪商 三井家の歴史」を企画展示していました。旧長谷川家所蔵の「伊勢参宮名所図会 松阪大橋図」や「江戸名所図会 駿河町三井呉服店図」も映像に撮ってもらいました。
それぞれの外観も撮ってもらいました。お天気が良かったので一層、完成が楽しみです。
境内には、長谷川家の稲荷社と三井家の三圍(みめぐり)稲荷社、井村屋の高春稲荷が祀ってあります。
境内の大きな穴でしめ縄を焼きます。朝7時から用意をしてもらいました。
神楽殿では、神事に参加させていただき。舞を見せていただきました。
出雲大社の千家尊福氏による「敬神愛國」の額は、長谷川家が寄贈したものです。
前にある一対の神楽獅子は明治6年7月作製のもので、この日に修復がなって披露してもらいました。凜々しい顔つきは一段と邪気を払う力があるように感じました。
(この木札には、「蘇民将来子孫家門」と書いてあります。昔、須佐之男命(すさのおのみこと)が、日が暮れ泊まるところに困っていると、貧しくとも心優しい蘇民将来(そみんしょうらい)が須佐之男命を自分の家に泊めて手厚くもてなしました。 須佐之男命は蘇民将来の行為に感謝し、「後の世に疫病(えきびょう)あらば、 汝、蘇民将来の子孫と云いて、茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ。」 と言い残し去っていったと言います。以来、蘇民家は茅の輪のおかげで、疫病が流行ってもその災いから免れ代々栄えたそうです。その後 近畿や伊勢地方では、注連縄に魔除けとして「蘇民将来子孫家門」 の札を下げるようになったと言われています。
『備後国風土記』逸文にも、旅に出た武塔神(素戔嗚尊)が宿を請うたところ、富裕な弟の巨旦(こたん)将来は断ったが、貧しい兄の蘇民将来は宿に泊め歓待したため、茅の輪の護符を腰につけるように教えられ疾病を免れたとあります。)
旧小津清左衛門家の玄関前の注連縄飾りです。
(松阪しめ縄飾りの特徴は、「角(つの)」左側が太い株で、右側が穂先でそれぞれ天に向かっています。天に昇る龍や元気に跳ねるエビを表していると言われています。家の向きによっては、太陽の昇る方向に合わせて右を太くするものもあるそうです。
「ウラジロ」羊歯(シダ)の仲間です。裏が無く潔癖だという意味と白髪になるまで長生きを願う意味があると言われています。また、ウラジロには悪霊を祓う霊力が宿っていると信じられています。兜の前立に鉄で作ったウラジロが使われたこともあります。その他、葉柄の先に葉が左右向き合って出るため、夫婦和合の意味もあります。
白い紙は、「かいだれ」と言います。「掻い垂れ」と書きます。神事や農耕儀礼に用いる紙で「紙垂(しで)」「弊(しで)」「「御幣(ごへい)」とも言うそうです。雷光や稲妻をイメージして作られています。神域にやってくる邪悪なものを追い払うという意味合いがあります。また、水を表し不浄を清めるという意味を表すそうです。
「稲わら」は、収穫の喜びと新しい年の作祈願のため神に捧げると言います。)
これは原田二郎旧宅の注連縄飾りです。それぞれは、松阪独自の「松阪飾り」です。なお、伊勢の風習で1年間玄関に飾ります。
(「橙:だいだい」は、名前が「代々」に通じるところから縁起の良い果物とされ、子孫の繁栄を願います。
「ゆずり葉」は、新芽が出てきて葉っぱが大きくなった後に古い葉っぱが落葉する特徴から、子どもの成長を見届けてからその場所を譲り渡すようでそれが世代交代が上手くいき家が長く続くことに例えられます。花言葉に、世代交代、若返り、譲渡。縁起の良い木として扱われています。)
伊勢明和町北藤原の初日の出です。鳥羽の島と答志島の間から太陽が上りました。この間、数分間の太陽の動きがありました。神々しい光に包まれました。
この写真は7時7分の様子です。拡大しないとみえませんが、左の三角の島が、三島由紀夫の代表作の一つで、何度も映画化された小説『潮騒』の舞台になった神島です。