ページビューの合計

2020年11月5日木曜日

11月5日 鈴鹿市の稲生小学校の6年生のみなさんに来て貰いました。
児童145名と引率の先生11名の皆さんが、修学旅行の最終日に鳥羽のホテルを出て、松阪を訪れてくれました。大型バス4台の4クラスがクラスごとに分かれて旧長谷川治郎兵衛家や松阪歴史民俗資料館、本居宣長記念館、豪商のまち松阪観光交流センター、御城番屋敷を順番に回りました。

大蔵の展示室の貴重な資料は、大判小判に関心が集中しました。千両箱を持ち上げる体験は、好評でした。約17㎏の重さを何人かに持ってもらいました。

棉の木を初めて見る人は、ほとんどでした。棉の木の綿の部分を触ってもらうと「ふわふわしている」と声があがりました。

見学が終わると集まって、こちらからの問いかけや感想など発表の機会をもちました。

このクラスも大蔵の中での本物の様々な小判やお茶関係の資料に関心をもってもらいました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月4日水曜日

11月3日 伊孚九の「絹本淡彩離合山水図」のレプリカを大正座敷にかけました。
朝8時30分に松阪について開館に間に合うように旧長谷川治郎兵衛家の大正座敷の床の間に懸けました。昨年2月、長谷川本家から松阪市に寄贈していただだいた国重要文化財のレプリカです。

京都に本店がある文化財の修理や保存を専門にするお店に依頼しました。伊孚九(いふきゅう)は、中国 清代中期の画家で江戸後期の画壇に大きな影響を与えた人物です。貿易商として長崎に度々来日し、余技として山水画に長じ南宗画の画風を伝えました。その作品は当時の知識人に高く評価され、伊孚九の作品群の中でも本図は第一の力作とされています。

 
 
 
 
 
 
 
 
中日新聞社の取材がありました。ちょうど、愛知県から来ていただいた方が見えたので写真に入ってもらいました。

この作品は、山水画の掛け軸3幅からなり、それぞれが独立したものですが、3つ並べても1つの絵になります。旧長谷川家の床の間での展示は11月3日(文化の日)から12月6日(日)までです。本来の姿で鑑賞していただくことができます。  なお、松阪市文化財センターでは、長谷川本家から寄贈されたオリジナルの国重要文化財「絹本淡彩離合山水図」の一般公開をしています。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年11月1日日曜日

11月1日 旧長谷川治郎兵衛家の離れ座敷で、大判「火用心」札の木版画印刷体験をしました。
昨年は、小型の「火用心」札を、子ども中心に無料で行いました。今年は、大人の人に大判を印刷してもらうことにしました。

350年間火事を出していない旧長谷川家は、このお札(ふだ)のおかげだと言われてきました。霊験(れいげん)灼(あらた)かなお札です。

地元の夕刊三重新聞社さんにも取材をしてもらいました。

新型コロナウィルス禍のため日常の呈茶を見合わせていましたが、今日から感染対策を行いながら毎日提供することにしました。印刷体験を終えてからこちらの抹茶体験をしていただくことができました。

 
 
 
 
 
 
 
 
今日から旧長谷川家の楓(かえで・もみじ)の苗木をくばり始めました。限定100本です。100年から200年経つ楓の木の種が地面に落ちて芽を出したものをポットに植え替えて7ヶ月育ててきました。11月~12月に真っ赤になるものです。紅葉(もみじ)の苗木とも言っています。

こんな表示をして、持って戴いています。

地面に植えようか、鉢にうえようかと迷いながらその場に相応しい大きさのものをもっていただいています。

電車でお帰り戴くのにはお荷物になるかもしれませんが、大切に育てて戴けるとありがたいです。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年10月29日木曜日

10月29日、三重高等学校の校外学習がありました。
三重高2年生200人が、松坂城跡に集まり、15カ所の内2カ所を訪れるという自主研修がありました。14時30分が再度集合の時間だそうです。お昼を自分たちで見つけ食事をするというミッションもついているとのことでした。

八雲神社・松阪神社・御厨神社・新上屋・宣長記念館・旧宅・魚町宣長旧宅・旧長谷川治郎兵衛家・旧小津清左衛門家。三井家・旧長谷川治郎兵衛家・御城番屋敷・岡寺・小津安二郎・歴史民俗資料館。松阪市文化財センターの内、旧長谷川家と旧小津家も訪ねてくれました。

旧長谷川家の庭園の庭は、少し色付いてきました。穏やかな日で、この庭の一番のビュースポットを見てもらいました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年10月28日水曜日

10月27日 鈴鹿市立玉垣小学校の6年生のみなさんに修学旅行で寄ってもらいました。
松阪市内の社会見学と修学旅行の数は、94校です。4つの施設の合計です。また、人数も約6600人になります。今日は児童147人でいくつかのグループに分かれてきてくれました。

みどころまっぷ等で事前に行く場所等を勉強してきて、各施設でスタンプをもらっていました。

旧長谷川治郎兵衛家では、木綿ができるもとの棉の木を見学していくグループがありました。

旧長谷川家が終わると「豪商のまち観光交流センター」や「松阪木綿センター」「旧小津清左衛門家」「松阪歴史民俗資料館」「本居宣長記念館」「御城番屋敷」とグループごとに行き先が違ってました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年10月24日土曜日

10月24日 旧長谷川治郎兵衛家の離れで木の板や和紙から音楽が出る「木製震動スピーカーを飾ってもらいました。
これは、スピーカーを使用しないで直接 杉の薄い板を震動させて音が出る装置です。自然の素材を活かし心地よい音色を聴くことができます。

縦2.1メートルと横87㎝の滝の写真がある和紙からもスピーカがないのにも関わらず琴の演奏が聞こえます。和紙をガラス化する特殊技術を施して硬くしてあります。

一番最初に訪れたみなさんも驚きの連続でした。この発表は、東京の代官山と同時発表です。(株)ネーブルジャパンの新しい商品です。「KINPEI」ブランドでこれから広く販売するとのことです。
 
 
 
 
 
 
 
 
10月24日 今日は、松阪文化財センターで長谷川本家から寄付をして戴いた国重要文化財「絹本淡彩離合山水図伊孚九筆自賛がある」の作品の公開が始まりました。
青空のもと、寄付を松阪市にいただいての初めての公開です。温度や湿度がしっかり管理されたはにわ館での展示になります。

また、旧長谷川治郎兵衛家の敷地内でバスの駐車場になったところから発掘された江戸時代のものなども展示公開されています。

江戸時代に多くの日本の画人に影響を与え、その影響を受けた人たち「池大雅」「韓天寿」「鶴亭」「青木夙夜」の絵画も同時に展示されています。
 
 
 
 
 
 
 
 

2020年10月22日木曜日

10月22日 今日は、松阪高校の1年生「糖質ゼロ」班に来て貰いました。
本来は、4人チームですが、都合で2人になったそうです。旧長谷川治郎兵衛家のこの落ち着きのある雰囲気が気に入って10カ所ある中でここを選んだとのことでした。

一番大きな蔵の展示物をみながら、豪商たちがたしなみとした香道体験をしてもらいました。

旧長谷川家の離れが、松坂城を借景にしていることも確認してもらいました。

中学生の時、一度来たことがあったとのことでしたが、全く新たな思いをもったようです。