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2020年11月4日水曜日

11月3日 伊孚九の「絹本淡彩離合山水図」のレプリカを大正座敷にかけました。
朝8時30分に松阪について開館に間に合うように旧長谷川治郎兵衛家の大正座敷の床の間に懸けました。昨年2月、長谷川本家から松阪市に寄贈していただだいた国重要文化財のレプリカです。

京都に本店がある文化財の修理や保存を専門にするお店に依頼しました。伊孚九(いふきゅう)は、中国 清代中期の画家で江戸後期の画壇に大きな影響を与えた人物です。貿易商として長崎に度々来日し、余技として山水画に長じ南宗画の画風を伝えました。その作品は当時の知識人に高く評価され、伊孚九の作品群の中でも本図は第一の力作とされています。

 
 
 
 
 
 
 
 
中日新聞社の取材がありました。ちょうど、愛知県から来ていただいた方が見えたので写真に入ってもらいました。

この作品は、山水画の掛け軸3幅からなり、それぞれが独立したものですが、3つ並べても1つの絵になります。旧長谷川家の床の間での展示は11月3日(文化の日)から12月6日(日)までです。本来の姿で鑑賞していただくことができます。  なお、松阪市文化財センターでは、長谷川本家から寄贈されたオリジナルの国重要文化財「絹本淡彩離合山水図」の一般公開をしています。
 
 
 
 
 
 
 
 

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