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2021年5月8日土曜日

5月8日 サーモグラフィカメラを導入しました。
逸早く(いちはやく)ピストル型の非接触型の温度計を導入したのですが、今回新たにアルミスタンド付きAI温度センサー非接触型温度計を各施設に導入しました。 旧長谷川治郎兵衛家では、玄関を入って直ぐ左に設置しました。

画面が大きくなり、輪郭が出てどの位置に合わせるのかお客様にも簡易になっています。音声がでますので、窓口の方でも確認が容易です。

旧小津清左衛門家では、玄関を入った右に置きました。

窓口の近くになります。アルミスタンドに着いている消毒用のボトルは、従来の物より反応が格段と良くなりましました。手をかざすと空(す)かさず消毒液がでます。

原田二郎旧宅では、入り口を入って窓口を過ぎた所に置きました。

これは、小津安二郎の映画看板絵があって、ショーウインドウのガラスケースが移動していることからくる仮の位置と言っていいかもしれません。 3つの館では、しばらく様子をみて一番適切なところに移動することもあります。配線の関係やお客様の人数や窓口のスタッフが音声で確認しやすいなどいろいろ考慮して一番良いところを考えていきます。
   
 
 
 
 
 
5月6日 国登録有形文化財「糀屋太郎兵衛商店プレート贈呈式」がありました。
松阪歴史文化舎のスタッフでもある髙峰氏の店舗兼主屋と道具蔵、奥蔵及び米倉、糀室(こうじむろ)の4件が、国の登録有形文化財(建造物)の指定を受けました。この日は、松阪市長から登録プレートをいただきました。

登録プレートは、文化庁から交付されたものです。表面は砲金鋳物(青銅)製で大きさは約21㎝×約30㎝で約4㎏の重さがあります。関係者とマスコミの方の参加がありました。

糀屋太郎兵衛商店店舗兼主屋の内部は、このようになっています。糀は、健康や美容に大変効果があるとのことです。現在昔のやり方で糀を販売しているのは、松阪市内でここだけになったそうです。

安政2年に建てられた蔵と明治26年の大火後の店舗兼主屋がありますが、横澤利昌編著『老舗企業の研究』(改訂新版)生産性出版の中で後藤俊夫氏は「老舗企業設立年表」で創業年を1405年としています。今回の登録により、松阪市内の登録有形文化財(建造物)は34件になりました。
   
 
 
 
 
 

2021年5月5日水曜日

5月5日 原田二郎を偲ぶコンサートがありました。
昭和5年5月5日に原田二郎は、東京の原田積善会事務所で逝去しました。松阪の樹敬寺では毎年墓前祭をしていますが、コロナ禍のため昨年に引き続き中止になりました。今年は、地元の方が三井高利ゆかりの豪商ポケットパークでコンサートをしてくれました。

原田二郎が好きであった相撲の甚句や伊勢音頭の披露がありました。相撲甚句は花相撲や巡業の余興で歌われますが、地方場所では土地の観光名所を織り込んだ新作が多く披露されるといいます。今回「松阪のまつり百選」松阪の華という甚句もありました。伊勢音頭も「鈴振り音頭」という松阪の名所を入れたものや正調伊勢音頭を聞かせていただきました。
   
 
 
 
 
 

2021年5月4日火曜日

5月4日 映画看板の制作の技法・デッサン講座を持ちました。
原田二郎旧宅で映画の看板を長年にわたり描き続けてきた現代の名工の紀平昌伸氏に看板制作の技法を学びました。

コロナ禍の時期ですので人数を絞り、且つ消毒をしっかりしました。また、一人ひとりの間にアクリル板を設置しました。

2時間でどの方も作品を仕上げることができました。

皆さんが、小さな写真から横30㎝縦45㎝の大きな紙にそっくりに描くことができました。

   
 
 
 
 
 
5月4日 中日新聞社さんの取材もしてもらいました。
朝10時から来て頂きました。

講師の紀平さんのインタビューや、

参加した小学生のインタビューなどをしてもらいました。
   
 
 
 
 
 
5月3日 旧長谷川治郎兵衛家の庭園の池にカメ(亀)が今年も顔を見せてくれました。
晴れてとても良い陽気だったからでしょうか。

新緑の中で静かにしていると安心して、動いてくれます。

庭園では、様々な花が咲き始めました。

黄色も鮮やかです。
   
 
 
 
 
 

2021年5月1日土曜日

5月1日 三重テレビ局の取材がありました。
松阪市立歴史民俗資料館がリニューアルして2階に「小津安二郎松阪記念館」がオープンしたので、その応援企画として小津安二郎に関係する映画看板を展示しています。

津市の「現代の名工」として国から表彰された看板職人の紀平昌伸さんの作品を5点、お借りしました。

「秋日和」や「東京物語」、「秋刀魚の味」等の映画作品を大きく看板にしています。昔に映画を見た人からは「懐かしい」という声やビデオなどで作品を見た若い人からは「迫力がある」と好評です。

この時の様子は、5月3日の夕方のニュース番組で放送されます。前にも触れましたが、旧小津清左衛門家の別家の分家が小津安二郎のお家になります。そのような詳しいことを知りたい方は、ぜひ歴史民俗資料館を訪れてみてください。1階の展示コーナにも築山コレクションの小津安二郎関連の1級の資料が展示されています。
   
 
 
 
 
 

2021年4月28日水曜日

4月28日 今日は、松阪市立第五小学校の6年生98名と先生に寄って貰いました。
5人の先生はポイントポイントに立ってもらいましたので、旧長谷川治郎兵衛家に立ち寄ってもらったのはお一人でした。

今回は、歴史民俗資料館や本居宣長記念館、本居宣長旧宅、御城番屋敷、旧長谷川治郎兵衛家、旧小津清左衛門家を訪れ、旧参宮街道で買い物体験をするという校外学習です。

旧長谷川治郎兵衛家のミッションは、千両箱を持ち上げるのとカエルを探すということでした。

伊勢商人の歴史や松阪木綿について知ってもらいたかったのですが、ミッションはカエルと千両箱。置物は、4匹です。池には、生きたカエルもいるのですが、これはなかなか難しいですね。先ずは、大蔵の前の庭です。

大正座敷の庭の木陰。親子のカエルです。

これは、分かりにくいかもしれません。離れ座敷の木の下にいます。これも親子です。

庭園の奥の灯籠の下、土台がカエルです。ある班のみ確認してもらいました。絵を描いてメモをしていました。

ゆっくり、時間をかけて回ってもらった班は、新緑の美しい庭を楽しんでもらいました。