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2021年5月18日火曜日

5月18日 今日は松阪市立鎌田中学校の1年生に見学にきてもらいました。
総合的な学習の時間を利用して旧長谷川治郎兵衛家や旧小津清左衛門家、御城番屋敷、本居宣長記念館、歴史民俗資料館、文化財センターを巡りました。 5人程のグループで各館を回ります。それぞれのポイントには、先生がの確認のために待機していました。

観光客がほとんどいない中、それぞれの施設には活気が戻りました。入館には体温の確認や消毒やマスクなど感染対策をしっかりやって見学してくれました。

旧長谷川治郎兵衛家では、千両箱を持ち上げることに挑戦したり、広大な庭に関心をもってくれたりしました。これからの学習の興味を刺激することになれば幸いです。

ちょうど、旧長谷川家の白いスイレン(睡蓮)がたくさん、咲きはじめました。

旧小津清左衛門家にも寄ってもらいました。

説明を忘れまいとその場でメモする微笑ましい姿もありました。今後も大いに市内の施設を利用してほしいですね。ちなみに、学習のための利用は免除申請を出すことにより無料で学習に活用してもらえることになっています。現在のところ、市内も市外も全ての小学校・中学校・高等学校の児童や生徒の学習の来館の場合です。
   
 
 
 
 
 
5月9日 綿の種を蒔きました。
今年も旧長谷川治郎兵衛家の畑で綿を育てます。来館の方に木綿の元になる綿と藍を見て貰うために種を蒔きました。直まきでもいいのですが、より確実にするためポットで育て苗を植え替えます。

より、丁寧にすればそれに答えてくれるので、成長が楽しみです。コロナ禍が収まる頃には綺麗な白い綿ができるでしょう。ぜひ、そのころには来館をお願いします。
   
 
 
 
 
 
5月8日 サギが今年も来るようになりました。
旧長谷川治郎兵衛家の庭の高い木にサギがきています。コサギかアオサギか暗いのではっきり見分けができません。時期的には、アオサギのような気もします。単色のようで、大型なのでダイサギであるかもしれません。
夕方、7時過ぎに少し暗くなりかけたころに来ます。夜のねぐらにするのか安心なたくさん繁る木を目指して飛んできます。
   
 
 
 
 
 

2021年5月8日土曜日

5月8日 旧長谷川治郎兵衛家の花を載せます。
旧長谷川治郎兵衛家の離れ座敷では、二週間に1回、松阪伝統文化華道子ども教室をもってもらっています。教室が終わるとその床の間にいつも華道青雅流の二井泉樹家元さんにお花を生けてもらっています。今日の生け花です。

これは、松阪もめん手織り伝承グループ ゆうづる会の松阪もめんの花です。花台は、二井さんにいただきました。一層引き立ちました。

庭園の池に今年初めて咲いた睡蓮の花です。庭園をまわった時に見落としたのをスタッフさんに教えてもらい急いで撮影しました。

昨年に比べると少し小さいかも知れませんが、これから次々に花を開きます。

睡蓮は日中には花を開いて、夜には閉じるということを繰り返すため「日中は起きていて夜は寝ているのだ」ととらえられていました。

そこから、睡眠する蓮、睡蓮と呼ばれるようになりました。蓮の花は泥の中に根を張り、水面に美しく花を咲かせます。そのさまから、「泥の中の蓮」は「汚れた環境の中でも、それに染まらず清く正しく生きるさま」をたとえますが、睡蓮もそんな趣があります。

シャクヤク(芍薬)も咲きはじめました。

シラン(紫蘭)もたくさん咲いています。

黄色いカタバミ(酢漿草、すいものぐさ、こがねぐさとも言います)や、

紅紫色のもの(カタバミ)も盛りです。

これは、内側で普段見えないところに咲いています。ハコネウツギ(箱根空木)です。

このような白い花も見られます。これは、クロウポイズン(偽ニンニク)と言います。これから、様々な花を見ることができます。
   
 
 
 
 
 
5月8日 サーモグラフィカメラを導入しました。
逸早く(いちはやく)ピストル型の非接触型の温度計を導入したのですが、今回新たにアルミスタンド付きAI温度センサー非接触型温度計を各施設に導入しました。 旧長谷川治郎兵衛家では、玄関を入って直ぐ左に設置しました。

画面が大きくなり、輪郭が出てどの位置に合わせるのかお客様にも簡易になっています。音声がでますので、窓口の方でも確認が容易です。

旧小津清左衛門家では、玄関を入った右に置きました。

窓口の近くになります。アルミスタンドに着いている消毒用のボトルは、従来の物より反応が格段と良くなりましました。手をかざすと空(す)かさず消毒液がでます。

原田二郎旧宅では、入り口を入って窓口を過ぎた所に置きました。

これは、小津安二郎の映画看板絵があって、ショーウインドウのガラスケースが移動していることからくる仮の位置と言っていいかもしれません。 3つの館では、しばらく様子をみて一番適切なところに移動することもあります。配線の関係やお客様の人数や窓口のスタッフが音声で確認しやすいなどいろいろ考慮して一番良いところを考えていきます。
   
 
 
 
 
 
5月6日 国登録有形文化財「糀屋太郎兵衛商店プレート贈呈式」がありました。
松阪歴史文化舎のスタッフでもある髙峰氏の店舗兼主屋と道具蔵、奥蔵及び米倉、糀室(こうじむろ)の4件が、国の登録有形文化財(建造物)の指定を受けました。この日は、松阪市長から登録プレートをいただきました。

登録プレートは、文化庁から交付されたものです。表面は砲金鋳物(青銅)製で大きさは約21㎝×約30㎝で約4㎏の重さがあります。関係者とマスコミの方の参加がありました。

糀屋太郎兵衛商店店舗兼主屋の内部は、このようになっています。糀は、健康や美容に大変効果があるとのことです。現在昔のやり方で糀を販売しているのは、松阪市内でここだけになったそうです。

安政2年に建てられた蔵と明治26年の大火後の店舗兼主屋がありますが、横澤利昌編著『老舗企業の研究』(改訂新版)生産性出版の中で後藤俊夫氏は「老舗企業設立年表」で創業年を1405年としています。今回の登録により、松阪市内の登録有形文化財(建造物)は34件になりました。
   
 
 
 
 
 

2021年5月5日水曜日

5月5日 原田二郎を偲ぶコンサートがありました。
昭和5年5月5日に原田二郎は、東京の原田積善会事務所で逝去しました。松阪の樹敬寺では毎年墓前祭をしていますが、コロナ禍のため昨年に引き続き中止になりました。今年は、地元の方が三井高利ゆかりの豪商ポケットパークでコンサートをしてくれました。

原田二郎が好きであった相撲の甚句や伊勢音頭の披露がありました。相撲甚句は花相撲や巡業の余興で歌われますが、地方場所では土地の観光名所を織り込んだ新作が多く披露されるといいます。今回「松阪のまつり百選」松阪の華という甚句もありました。伊勢音頭も「鈴振り音頭」という松阪の名所を入れたものや正調伊勢音頭を聞かせていただきました。
   
 
 
 
 
 

2021年5月4日火曜日

5月4日 映画看板の制作の技法・デッサン講座を持ちました。
原田二郎旧宅で映画の看板を長年にわたり描き続けてきた現代の名工の紀平昌伸氏に看板制作の技法を学びました。

コロナ禍の時期ですので人数を絞り、且つ消毒をしっかりしました。また、一人ひとりの間にアクリル板を設置しました。

2時間でどの方も作品を仕上げることができました。

皆さんが、小さな写真から横30㎝縦45㎝の大きな紙にそっくりに描くことができました。

   
 
 
 
 
 
5月4日 中日新聞社さんの取材もしてもらいました。
朝10時から来て頂きました。

講師の紀平さんのインタビューや、

参加した小学生のインタビューなどをしてもらいました。