元消防署長の森田さんにも指導と説明をいただきました。2階シアターから出火という想定です。消防本部にも実際に連絡するという訓練でした。
全員が、訓練用の消火器で、初期消火の体験をしました。消火器は噴射する時間がとても短いので、ある程度近づいて確実に消火にあたらないといけません。天井まで届く火の時は、消火器で火を消すことができないそうです。
今年は1人ですが、地域の皆様とともに旧長谷川家の庭園で続けています。
隣の「まどゐの館 見庵(けんあん)」では、宇田荻邨(てきそん)の絵を飾りお祭りをしました。荻邨は、魚町に生まれ京都画壇を代表する日本画家として活躍した人です。日本芸術院会員でした。
この「魚一山神社真景図」は魚町1丁目の公有物ですが、「これは長谷川本家から寄進を受けた」と記されています。
今年の新規事業の抹茶入門講座も市民や観光客に興味をもってもらっています。また、呈茶の仕事を終えてから和服で館内を歩いて頂く姿も重要文化財の旧長谷川家に相応しく訪れた人から好感をもって受け入れられています。
見事な寒桜を生けてもらいました。
こちらは、ドラゴンヤナギとサンゴミヅキ、アンスリウム(赤)、カンガルーポ(黄)です。みなさまのご来館をお待ちしています。
旧長谷川家の離れでは、お茶と松阪の関係や裏千家と長谷川家について学び、銘菓「老伴(おいのとも)」を味わいました。
校長先生にも松阪の歴史や文化が6年生の学びにとても相応しいことをおっしゃってもらいました。
松阪ガイドボランティアの会長さんはじめ、4人の方に協力をしてもらいました。旧小津清左衛門家でも歴史を勉強している6年生に合わせて、見事に説明をしてもらいました。
紅葉が始まった旧長谷川家の庭園で子どもたちに受けたのは、池の可愛いカモ(鴨)よりも「すっぽん石」などを説明するボランティアガイドさんの語り口でした。
メダカや綿、小鳥のさえずり、池のカモ(鴨)にも興味を示してくれました。
子どもたちは、たくさんあるドングリに喜んで、一生懸命拾い始めました。
少し集めるとその成果を見せてくれます。ドングリの帽子をひろうと見せてくれます。大きさや色がちょっとでも違うと話しかけてくれます。こちらも楽しい時間をすごさせてもらいました。
スタッフの心遣いで一段と庭の魅力がアップしました。