庭の紅梅も沢山花を咲かせ、大きな蕾が数かぎりなくあります。
青空に少し濃く感じる紅梅です。
旧小津清左衛門家の取材もしてもらいました。コロナ禍でお客さんは少ないのですが、感染者がほとんどない市内の方に来て頂ければ幸いです。感染対策をしながらお待ちしています。
昼からは、中日新聞さんに来てもらいました。内裏様の位置によって関東風と関西風があります。
左を上座とする日本古来の考え方(京都・関西風)と明治以降西洋の考え方が入って右を上とする(関東風)ものです。旧小津家は、5組があります。
旧長谷川家は10組。旧小津家は5組。原田旧宅は1組で総合計16組の華やかな雛人形です。
飯南局舎「和み」と松阪市歴史民俗資料館にご協力をいただきました。また、20日から始まる松阪市中心商店街及び中心市街地の「第15回松阪まちなかお雛さま祭り」の一環として「ミズ・ネットワーク松阪」さんと連携しています。
旧小津家のものは、この15組の中で一番古いものを並べています。
子どもの健やかな成長を願って飾る雛祭りです。伊勢(松阪)商人の佇(たたず)まいの中でのひな飾りをご堪能ください。3月3日まで開催します。
旧長谷川家は、数多い江戸店持ち伊勢商人の中でも、いち早く江戸に出て成功を収めた松阪商人屈指の豪商です。江戸の大伝馬町に5軒の店を構えた木綿商でした。
長谷川家の経営方法は、当主は松阪に居住しながら店々の人事権を掌握し江戸店経営は一切を支配人に任せていました。今回、長谷川家に残る近世から近代にかけての商業道具や商業資料を通して江戸の店の経営や商業活動を紹介しています。
とても寒い日でしたが、風がなかったのが幸いでした。たくさん映像はとってもらいましたが、さて実際の放映はどうでしょう。楽しみです。
これを撮った朝は降ってはいなかったのですが、昼から少し降り始め、夕方は、しっかり雨になりました。雨は3日目になりました。
旧長谷川家の池には、水が良く似合います。嬉しくなり、少し多めのアップです。
よく見ると池に茶花の侘助椿(ワビスケツバキ)が浮かんでいます。昨年もふれましたが、その中の「太郎冠者(タロウカジャ)」という品種で、別名「有楽椿(ウラクツバキ)」とも呼ばれています。
また、風情を醸し出しています。もみじの葉っぱも浮いていました。近くでみるとこのような様子でした。