旧長谷川治郎兵衛家の商標をモチーフにデザインをしたということです。「豪商のまち松阪観光交流センター」「旧長谷川治郎兵衛家」「旧小津清左衛門家」「原田二郎旧宅」に置いてもらいました。お貸しするのは、無料ですがこの4施設にお返ししてもらうことで利便性を図ります。
シックな装いでとても素敵な傘です。色は、松阪もめんをイメージしています。一般社団法人松阪市観光協会さんに心から感謝を申し上げます。
その後、阪内川右岸をあるいて本居宣長の旧宅を巡り、旧長谷川治郎兵衛家に到着。大正座敷で説明を受けました。
5つある蔵の一番大きな「大蔵」で〝「風流家」長谷川元貞〟の展示を見ていただきました。
この後、松坂城跡で昼食を取り、歴史民俗資料館と御城番屋敷や原田二郎旧宅をまわり、豪商のまち松阪観光交流センターを見学されました。
花弁が薄く、垂れ下がる特徴があります。慎ましく、女性的で奥ゆかしい花と言われます。
江戸時代後期(1810年頃)に、松坂(阪)の紀州藩士 吉井定五郎氏が野花菖蒲を改良し現在の松阪花菖蒲を作出しました。
大正座敷の前庭の苔(こけ)は、昨夜の雨でとても元気な姿を見せています。
8代当主の元貞は、紀州藩から大年寄(町役人の筆頭)や御為替組御用などの仕事を引き受けながら和歌、茶道、漢詩、絵画、俳諧など文雅に親しみました。
曲亭馬琴や頼山陽、本居春庭などの文人と交友関係を持ったことなどを丁寧に取材してもらいました。
6月23日(水)のニュースの中で、6時、8時、10時に放映されるとのことです。長谷川本家歴代当主の中でも文化活動に高い関心を寄せた元貞について知っていただく機会になれば幸いです。