ページビューの合計

2023年12月17日日曜日

12月6日 全員研修を持ちました(観心寺と近つ飛鳥博物館、富田林寺内町見学)

3施設が休館日の水曜日に先進地見学をしました。観心寺は大阪府河内長野市にあり、西暦701年に役行者が開いたといいます。 後に弘法大師空海が真言宗の道場とした寺院です。境内には、楠木正成の墓、第97代後村上天皇の御陵などがありました。本尊如意輪観音菩薩は、平安時代の密教美術の最高の仏像です。金堂は大阪府下で本堂として最古の建造物だそうです。二つとも国宝です。

大阪府河南町・太子町にある古墳時代から飛鳥時代にかけての文化遺産に関する府立博物館です。「日本古代国家の形成過程と国際交流をさぐる」をテーマにした活動を行っています。河内飛鳥(かわちあすか)は、別称を近つ飛鳥(ちかつあすか)と言うそうです。

富田林寺内町は、浄土真宗の寺院を中心として作られたという自治集落でした。現在もなお古の面影をとどめる伝統的な街並みが残っています。その中の「旧杉山家住宅」は、豪奢な商家や武家屋敷が残る寺内町の中でも代表的な商家で、造り酒屋として栄えた現存する最も古い家屋で、国の重要文化財にも指定されています。
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
(豪商のまち 松阪Webサイト「豪商のまち 松阪」のホームページは、こちらです。) https://goshonomachi-matsusaka.com/
 
 
 
 
 
 
 

12月2日 日本橋三越劇場で村先生(東京大学)に講演をしていただきました

三井越後屋創業350周年記念事業の記念講演会を松阪市が、東京日本橋の三越劇場で持ちました。三越の前では、三井家の家祖:三井高利が松阪で生まれたことや「28歳で松坂に帰って結婚、家業を継ぎました。」と紹介されていました。

三越劇場は、1927年(昭和2年)日本橋三越本店6階に誕生しました。百貨店の中の劇場として石膏彫刻や大理石、ステントグラスやステンシルの天井、華麗なロココ調の装飾が独自の雰囲気を醸し出しています。今回は、「三井越後屋の発展 -危機と群像- 」をテーマにお話をしていただきました。

Ⅰ.近世の三井 Ⅱ.危機と対応 Ⅲ.創業~確立期の群像 を語っていただきました。三井家の確立までをお復習いして、草創期の親族・同業者集団との対立や幕府の倒壊まで10項目を飽きることなく詳細な知見に基づいた講演でした。創業の一族や発展の担い手の人物像は興味深いものでした。松阪の地でお話をしていただける機会があればと感じたのは私だけではなかったかもしれません。
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
(豪商のまち 松阪Webサイト「豪商のまち 松阪」のホームページは、こちらです。) https://goshonomachi-matsusaka.com/
 
 
 
 
 
 
 

2023年12月10日日曜日

11月27日 松阪市立米ノ庄小学校の出前講座に行ってきました

6年生2クラス、38人の子どもたちに出前講座を持ちました。松阪市内の6年生の全ての子どもたちは、三井高利と蒲生氏郷を学校で学びます。17日に氏郷に関係する所を見学し、旧長谷川治郎兵衛家で呈茶を体験した子どもたちです。

暗幕のある理科室の特別教室で2クラス全員での授業でした。お茶の文化が残ったことに氏郷が係わっていることを再確認し、松阪のまちづくりと文化を大切にした氏郷について考えました。集中して学習してきた子どもたちですのでたくさんの意見を聞くことができました。
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
(豪商のまち 松阪Webサイト「豪商のまち 松阪」のホームページは、こちらです。) https://goshonomachi-matsusaka.com/
 
 
 
 
 
 
 

11月26日 籔内佐斗司先生に講演をしていただきました

東京藝術大学名誉教授で奈良県立大学客員教授、奈良県立美術館館長を務められています。今回は三井越後屋創業350年記念講演会で「天女の像と松阪」という題でお話をしていただきました。

主催は、「豪商のまち観光文化共同事業体」(松阪市観光協会・松阪歴史文化舎)で行いました。創業200年以上の世界ランキングが具体的で興味を持ちました。約5500社の内、3分の2が日本企業です。大阪の金剛組(建設業)が世界一古い企業で3番目までが日本の企業です。1673年創業の三井呉服店の三井グループは、世界15番目だそうです。

日本橋三越本店本館の天女の像(まごころ像)ができるまでと彫刻家佐藤玄々(朝山)について、映像をみながらの解説は大変興味の尽きないものでした。「宮彫師(みやぼりし)」としての日本伝統の彫刻と、「ブールデル」に学んだ西洋彫刻を融合し、近代彫刻として独自のスタイルを築き、巨匠横山大観をして天才と言わしめた佐藤玄々(朝山)の生き様を語っていただきました。籔内先生が松阪との縁が深いことも知りました。
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
(豪商のまち 松阪Webサイト「豪商のまち 松阪」のホームページは、こちらです。) https://goshonomachi-matsusaka.com/
 
 
 
 
 
 
 

2023年12月9日土曜日

11月26日 原田二郎旧宅で甲冑体験をしてもらいました

ミャンマーからのお客様に今年、最後の甲冑体験をしてもらいました。

19歳の男性と21歳の女性2人の3人の方に体験してもらい、1時間たっぷりと松坂城跡を散策していただきました。
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
(豪商のまち 松阪Webサイト「豪商のまち 松阪」のホームページは、こちらです。) https://goshonomachi-matsusaka.com/
 
 
 
 
 
 
 

11月26日 松阪カルチャーストリートの最終日を迎えました

今年で3回目の松阪カルチャーストリートは、沢山の方の協力のもと最終日を迎えました。「松阪カルチャーストリート実行委員会」という実行委員会形式で取り組みました。松阪市、 NPO法人松阪歴史文化舎、 (一社) 松阪市観光協会、 松阪商工会議所、(有)松本紙店)と(株) フレックスホテルさんにも協力をしていただきました。また、ポスターなどで街中のみなさまにお世話になりました。

「松阪の魅力を芸術で再発見」ということで、サテライト会場は、 岡寺山継松寺、うつくしや東村呉服店、サイトウミュージアム、 GALLERY+CAFE DOODLE、 茶遊膳 茶重 ギャラリー遊空間、 piece ピース cafe & store、 松本紙店ギャラリーMOS、 ギャラリー森田、 柳屋奉善、茶房 楊柳園の皆様にも盛り上げていただきました。

作家のみなさまの努力も並ならぬものがありました。ありがとうございました。メイン会場(旧長谷川治郎兵衛家、旧小津清左衛門家、原田二郎旧宅)ですが、16日間で4,378名の方に入場していただきました。
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
(豪商のまち 松阪Webサイト「豪商のまち 松阪」のホームページは、こちらです。) https://goshonomachi-matsusaka.com/
 
 
 
 
 
 
 

11月24日 松阪市立第三小学校と松阪市立豊田小学校のみなさんにも見学をしてもらいました

第三小学校の22人の4年生のみなさんです。解説板の前で写真を大きくしたものを利用して説明をしました。

中を見るのが初めてなのでとても期待して入ってもらいました。入った瞬間の感想を聞きました。紅葉が進んだ楓を見て、苔の緑との美しさを素直に発言してくれました。

豊田小学校の15人の3年生は、旧小津清左衛門家の見学に前を通りました。「よければ中に入れますよ」との言葉に反応してもらい中の見学をしてもらいました。学校の見学は、今日が最後です。10月と11月の学校のある金曜日に合計4日間、隔週で、315人の児童と生徒に来てもらいました。
 
 
(松阪歴史文化舎のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/
 
(豪商のまち 松阪Webサイト「豪商のまち 松阪」のホームページは、こちらです。) https://goshonomachi-matsusaka.com/