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2021年2月4日木曜日

2月4日 今日は、旧長谷川治郎兵衛家の池に約2ヶ月ぶりにカモ(鴨)が帰ってきました。
雨が降らない日が続き水がなくなった日が長くあったので、久しぶりのカモです。

水面(みなも)に鴨は、とても良いものです。目を楽しませてくれます。
 
 
 
 
 
 
 
 
2月4日 庭に仕切りを置いてもらいまいた。
お客様が庭を歩くときに踏み石でなく、土の部分を歩いてしまうことがあります。そうすると苔(コケ)が痛んでしまいます。そこで工夫をしてもらいました。
孟宗竹(モウソウチク)を加工して風情のあるものができました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2021年2月3日水曜日

2月3日 夕刊三重新聞社さんと中日新聞社さんに取材に来ていただきました。
午前中は、夕刊三重さんに来てもらいました。雛人形も今日から公開です。旧長谷川治郎兵衛家は10組で昭和初期から戦後のものまであります。

旧小津清左衛門家の取材もしてもらいました。コロナ禍でお客さんは少ないのですが、感染者がほとんどない市内の方に来て頂ければ幸いです。感染対策をしながらお待ちしています。

昼からは、中日新聞さんに来てもらいました。内裏様の位置によって関東風と関西風があります。

左を上座とする日本古来の考え方(京都・関西風)と明治以降西洋の考え方が入って右を上とする(関東風)ものです。旧小津家は、5組があります。
 
 
 
 
 
 
 
 

2021年2月2日火曜日

2月2日 特別企画展「ちょっと昔のお雛さま」の準備をしました。
今日は、明日からの特別展の展示の用意にかかりました。旧長谷川治郎兵衛家や旧小津清左衛門家、原田二郎旧宅でそれぞれ展示をします。(なお、原田旧宅は16日からです。)

旧長谷川家は10組。旧小津家は5組。原田旧宅は1組で総合計16組の華やかな雛人形です。

飯南局舎「和み」と松阪市歴史民俗資料館にご協力をいただきました。また、20日から始まる松阪市中心商店街及び中心市街地の「第15回松阪まちなかお雛さま祭り」の一環として「ミズ・ネットワーク松阪」さんと連携しています。

旧小津家のものは、この15組の中で一番古いものを並べています。

子どもの健やかな成長を願って飾る雛祭りです。伊勢(松阪)商人の佇(たたず)まいの中でのひな飾りをご堪能ください。3月3日まで開催します。
 
 
 
 
 
 
 
 

2021年1月31日日曜日

1月31日 三重テレビの取材を受けました。
旧長谷川治郎兵衛家は、現在冬季企画展「長谷川家の江戸店経営」を開催しています。それをニュースに取り上げてもらえることになりました。

旧長谷川家は、数多い江戸店持ち伊勢商人の中でも、いち早く江戸に出て成功を収めた松阪商人屈指の豪商です。江戸の大伝馬町に5軒の店を構えた木綿商でした。

長谷川家の経営方法は、当主は松阪に居住しながら店々の人事権を掌握し江戸店経営は一切を支配人に任せていました。今回、長谷川家に残る近世から近代にかけての商業道具や商業資料を通して江戸の店の経営や商業活動を紹介しています。

とても寒い日でしたが、風がなかったのが幸いでした。たくさん映像はとってもらいましたが、さて実際の放映はどうでしょう。楽しみです。
 
 
 
 
 
 
 
 

2021年1月27日水曜日

1月27日 橋本庭松園のみなさんに剪定と寒肥をお世話になりました。
今回は、先週月曜日から9日目。楠の木の剪定に入ってもらいました。大きな木の時間がかかるものは大体終わりました。

離れ座敷の茶室の前の庭に肥料を入れる穴をいくつか開けて作業をしてもらっています。

木によって2種類ほどの肥料を区別しながら、丁寧に作業をしてもらいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
この日は、シルバーさんによる庭園の掃除も二日目になりました。昨日は、苔の間の草を一本一本 抜いてもらいました。今日は、池の周りの落ち葉を集めてもらいました。

湿り気の多い落ち葉は集めるのに余分に力がかかります。庭の雰囲気ががらりと変わりました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2021年1月26日火曜日

1月26日 旧長谷川治郎兵衛家の庭園の池に水が戻ってきました。
久々の雨でした。二ヶ月ぶりの本格的な雨が降り、池の水が復活しました。

これを撮った朝は降ってはいなかったのですが、昼から少し降り始め、夕方は、しっかり雨になりました。雨は3日目になりました。

旧長谷川家の池には、水が良く似合います。嬉しくなり、少し多めのアップです。

よく見ると池に茶花の侘助椿(ワビスケツバキ)が浮かんでいます。昨年もふれましたが、その中の「太郎冠者(タロウカジャ)」という品種で、別名「有楽椿(ウラクツバキ)」とも呼ばれています。

また、風情を醸し出しています。もみじの葉っぱも浮いていました。近くでみるとこのような様子でした。
 
 
 
 
 
 
 
 

2021年1月24日日曜日

1月24日 氏郷のことをよく知っている博士チャン(小学校5年生)に来て貰いました。
松阪には蒲生氏郷公顕彰会があり、蒲生氏郷の画像を所蔵しています。旧長谷川治郎兵衛家の大正座敷に展示したその画像を見てもらいました。。

今日は、車に乗って親子で松阪に到着。蒲生氏郷顕彰会のみなさんに会ってもらいました。

一番感動をもって見て貰ったのが、氏郷自筆の茶日記です。ここに書かれた「双月」は氏郷愛用の茶壺のことです。織田信長が持っていた銘「三日月」と並ぶところから命名されたものです。当時宇治茶の最高級品「極上」を注文した文書です。天正15年(1587)豊臣秀吉の島津征伐に功績のあった武将たちに「羽柴姓」が与えられました。氏郷もその一人で「羽柴飛騨守」「羽柴忠三郎」を名乗ったので、花押の上に書かれた「羽忠」は、氏郷を表します。なお、「忠」の字は、信長の官職名「弾正忠(だんじょうのちゅう)」から一字を与えられたものでした。

旧長谷川家の中には、氏郷が作った遺構「背割り排水」があるのでそれを見た後、旧小津清左衛門家で今展示している武将番付けである「武勇名鑑」の氏郷のランクを見て貰いました。

三井高利の発祥地を見学したあと三越のシンボルのライオンにも再開してもらいました。思い出深い松阪の旅になったようです。