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2025年11月1日土曜日

11月1日 「資料でひもとく長谷川可同」の座談会をもちました

本年度は、本家 長谷川治郎兵衛11代 可同(かどう)の没後100年という年です。三重県郷土会評議員の井上孝栄氏と当館学芸員の対談形式ですすめました。

場所は、豪商のまち松阪 観光交流センターの2階の講座室です。小津東家に詳しい井上氏が可同の友人であった小津鹿吉の関係を詳細に語っていただき、奥様が姉妹という関係まで知ることができました。

多趣味(画・茶の湯・俳句・餅のコレクション)で沢山の芸術作品を収集し、特に日本全国の餅に関する資料は秀逸です。明治・大正期の松阪の文化や文芸の世界を垣間見ることができました。

関連イベント 「可同好みの相生餅を味わう」11月15日(土)12月13日(土)10:30~と13:30~  「学芸員による展示解説」11月29日(土)1月10日(土) 旧長谷川治郎兵衛家(13:30~14:10)旧小津清左衛門家(14:20~15:00)原田二郎旧宅(15:10~15:30)

 
 

(「松阪歴史文化舎」のホームページは、こちらです。) https://matsusaka-rekibun.com/

 
(豪商のまち 松阪Webサイト「豪商のまち 松阪」のホームページは、こちらです。) https://goshonomachi-matsusaka.com/
 
(「伊勢國お庭街道~庭園を巡る令和のお伊勢参り~」のホームページは、こちらです。) https://www.ise-oniwakaido.jp/
 
 
 
 
 
 
 
 

10月28日 庭園の鴨が7羽になりました

旧長谷川治郎兵衛家の庭園の鴨が毎日入れ替わります。今日は7羽でした。

朝晩少し寒くなってきましたので、スイレンの葉っぱが小さくなりました
 
 

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2025年10月31日金曜日

10月19日 Diamond Taku(ダイヤモンドタク)さんに来ていただきました

旧長谷川治郎兵衛家の大正座敷でマジックショーは3回目になります。タクさんは初回に続き2回目です。この薄いスケッチブックからなんとボーリングの玉がでてきました。

皆さんが、参加して簡単なマジックを教えてもらいました。なにかの余興で披露できそうですが、最初はみなさんはその種がわかりませんでした。

見事なショータイム、あっという間に時間が過ぎて、一緒に写真撮影の時間を取ってもらいました。プロのマジシャンの動物は出せない、火も水も使えない制約の中で、とても楽しい一時(ひととき)でした。
 
 

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2025年9月25日木曜日

9月21日 未生流のお花を活けてもらいました

玄関の入った所に未生流の高野槇(コウヤマキ)を活けてもらいました。水に強く朽ちにくい性質を持ちます。水や火に強いとも言われています。

高野槇(コウヤマキ)は、この性質から長寿や永遠の命を象徴する縁起の良い木です。風水でも悪い運気の侵入を防ぐ守り神として庭木に最適な木とも言われています。また、秋篠宮家の悠仁(ひさひと)さまのお印でもあります。東京スカイツリーの関連でもデザインを監修された澄川東京芸術大学名誉教授の故郷のシンボルツリーだそうです。
 
 

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2025年9月23日火曜日

9月17日 松阪市文化財センターの木野本氏に『松坂城跡を掘る』のお話してもらいました

松阪学入門講座で今月は松坂城跡の史跡整備にかかわった木野本さんにお世話になりました。

明治時代の瓦礫や茶碗のかけらも出てきた中で、令和5年には、水を流す溝が出てきて番所のあとも確認できたとのことでした。沢山の写真や具体的な地図で大変よくわかる発表でした。

場所によっては松坂城の往時の姿を垣間見ることが可能な遺構が残っていることや、城内各所で出土する瓦の殆どが伏見城(京都)の瓦とよくにた特長を持つ「同笵(はん)」の瓦が広範囲で確認されるということに大変興味を持ちました。
 
 

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2025年8月28日木曜日

8月23日 ちびっ子商人塾 「これからの『商人』の話をしよう」を竹口作兵衞氏に語ってもらいました

伊勢国乳熊郷(三重県松坂市中万町)の竹口氏のご先祖は、慶安年間(1648年)江戸に進出しました。日本橋で塗物店を営み、元禄初年(1688年)に深川永代橋際で味噌醸造を始めました。故郷の名前をいれて乳熊屋作兵衛商店としましたが、それが「ちくま味噌」の始まりです。その17代目にあたります。

三井高利生誕400年を記念してはじめた「ちびっ子商人塾」です。今回は、第11回目のお話でした。現在活躍の実業家の方から商いの方法や工夫を知って商いの楽しさや学ぶ面白さを考える取組です。

商人は常に「互いにウィンウィンの関係になる」方策を模索し、他人に対するわけ隔てのない行動をとることが否応なく求められたり「他者への誠実」が常に求められたりする世界とのこと。自由と平和の社会は「商人道」によってつくられるというお話は、中学生にとても興味深く受け止められました。たくさんの質問や感想がでました。その後、本年度の修了証をお渡ししました。
 
 

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2025年8月23日土曜日

8月20日 松阪学入門講座で歴史民俗資料館の杉山さんにお話をしてもらいました

松阪市立歴史民俗資料館の杉山亜沙佳学芸員に「松阪商人殿村家の文芸」のテーマでお話をしてもらいました。殿村家は、江戸初期から江戸に進出した三井家は小津家、長谷川家などともに松阪屈指の豪商の一つでした。本家と3軒の分家と1軒の別家があったとのことです。

木綿問屋や両替店も営み、小津家・長谷川家と交代で紀州藩から御為替組元取(代表)を命じられた家です。

本家を継いだ殿村安守(佐五平・篠斎・三枝園)は、宣長門人で江戸の曲亭馬琴とも交友のあった人です。『犬夷評判記』を刊行しています。異母弟にあたる殿村常久(万蔵・蟹麿・巌軒)は、宣長と春庭の門人で『宇津保物語年立』や『千草の根ざし』を刊行しています。安守の義弟の殿村精吉(櫟亭琴魚・定四郎・守親・鈴留森近)は、馬琴の門人となり『刀筆青砥石文』『小桜姫風月後記』『曲亭翁精著八犬随一』国芳画 琴魚 ・常久賛を著しています。殿村小霞(大西鉄造・殿村佐五平・松岡鉄造・殿村清蔵)は、本家を継いで東京藝術大学絵画科を卒業し、花鳥山水を得意とする画家でした。殿村家が多くの文人と交わったお話もしていただきました。
 
 

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