年内に雪は、珍しい土地です。幼い子どもの喜ぶ声が聞こえました。気温の上昇とともにお昼ごろには溶けていきました。
旧小津清左衛門家の卯建(ウダツ)のある屋根にも雪がありました。
道路はすっかり溶けて、屋根に雪を残すばかり。
原田二郎旧宅の様子です。太陽があたる東側の雪はわずがでした。
反対側の屋根は、こんなにも雪が残っていました。
「松鶴蒔絵三組盃・紅溜松蒔絵花月台」は、透かしの入った藪内流の茶道具塗り師 遠阪宋仙作です。
長谷川家の荷物を乗せ行方不明になってロシアに漂流した大黒田光太夫のことが記されている「江戸店書状の控(ひかえ)」も展示しています。
夕刊三重新聞社に取材をしてもらいました。
令和3年は、丑(うし)年です。背中を撫でて吉事を祈るとされる四日市万古の「寝牛置物」も置きました。
ソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)を充分配慮して、3密をしっかり確保しての講座です。江戸で干鰯(他に〆粕と魚油)問屋を営んだ小津家の6代当主小津久足の『陸奥日記(みちのくにっき)』の魅力に触れていただきました。
「湯浅屋与右衛門」という屋号をもった豪商でした。優れた紀行文を残して、瀧沢馬琴からも高く評価されていました。
全部で13領でした。展示の時に訪れた人には、特別に試着をしていただきました。