原田二郎翁は、紀州藩の松坂奉行所に勤める武士の家に生まれました。維新後大蔵省に入り、国立銀行の頭取を務めたのち、大阪の鴻池銀行および鴻池家政の事実上の最高経営者となります。晩年、私財を投じて財団法人原田積善会(東京都)を設立し、慈善事業に専心しました。亡くなってからの96回目の墓前祭でした。
東京の原田積善会のみなさまと来迎寺のご住職のみなさまによって厳かに執り行われました。松阪歴史文化舎も参加させていただきました。
今回は、二郎翁のご母堂の実家である松阪市飯高の佐々木源氏の流れを汲む田中家も訪問しました。身分を隠すため田中彦左衛門を名乗り、歴代農業を営む傍ら、植林、酒造業に関わり、江戸時代には和歌山街道、波瀬宿の脇本陣を務めたお家です。
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