国学者 長野主膳は、本居宣長の『詞の玉緒(ことばのたまのお)』の体系を継ぐ文法書『玉の緒末分櫛(たまのおすえわけぐし)』を書きました。その跋文(ばつぶん)を書いたのは飯高(松阪市飯高町)の堀内広城で製茶・酒造業を営む主膳の義理の兄でした。
松阪中町に生まれた禅僧悟心(ごしん)は、漢詩や篆刻に優れました。この印章は、長谷川家8代元貞の所蔵です。
8代将軍徳川吉宗に見いだされた植村政勝は、本草学者で日本各地の名所や特産物を紹介しています。その他、大淀三千風・松浦武四郎・奥田三角・野呂元丈・丹羽正伯・佐佐木弘綱・小津久足などたくさんの松阪の文人の関係のものを展示しています。
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